マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]

監督 : アダム・マッケイ 
出演 : クリスチャン・ベール  スティーブ・カレル  ライアン・ゴズリング  ブラッド・ピット  メリッサ・レオ  ハミッシュ・リンクレイター  ジョン・マガロ  レイフ・スポール  ジェレミー・ストロング  フィン・ウィットロック 
  • パラマウント
3.36
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102406905

感想・レビュー・書評

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  • リーマンショック、金融工学なる詐欺テクニックがまかり通っていたバブル時代の実話、平社員のボーナスだけで何億円という金がマネーゲームの結果動いていたが、最終的にババを引かされたのは最下層の人間だけ。弱者を食い物にする彼らには、良心も後ろめたさもなかったのがよくわかるが、最も悪質だったのは格付け機関の無責任さ・・仕事欲しさにありもしない信用を保証していたわけだから。さらに、銀行の言いなりになっていた監査機関も。そして、今も歴史は繰り返す・・

  • 実話が元なのでドキュメンタリー映画風な仕上げ。

    投資銀行はあの時期、本当に狂っていた。
    その様子がよくわかる。
    日本のメガバンクは、その世界に憧れて、遅ればせながら仲間入りしようとしていた。

    合理的に説明できないことは、やらない。手を出さない。
    これがリーマンショックから10年経って改めて思う。

  • BS12:土曜洋画劇場録画>2015年米。毎度こういった社会派作品(金融業界:債権・証券・株等)の専門用語には(理解し難い)付いて行けない。。
    米のサブプライム(低所得者層向け住宅)・ローンの破綻やリーマン・ショック等,ニュースで見て来たが、それによってこちら日本にも煽りが来たのだからたまったもんじゃない。
    どんな金持ちだか輩が自分の金儲けの為に動き出してこうなってしまったのかが淡々と描かれてるけれども、自分にもこうなってしまったが故に、煽りを喰った1人なので全然笑えません。。
    (当時、リーマン・ショックの影響で派遣切りに遭った1人として…(-_-;)。。全く笑えない。)
    当時のこの大混乱でココ(起こった場所)で関連した人達も色々と失った物が多いはず。。
    あんまり想い出したくない苦い過去をほじくり返されたようで気分が悪いわ。。
    この事で救われた人達って果たして、いるんだろうか?。。これで儲けた奴だけだよね?腹立たしい。。

  • リーマンショック前に破たんに気づいた人たちの話。
    マイケル(クリスチャン・ベイル)は3年前に気づく。その後、少しずつ気づく人が出て、、、でも皆日本のバブリーと同じでバカにして相手にしないのよね。
    そして、破たんすることによってぼろ儲けするシステムがあり。

    実話ベースで面白いけど、金融業界のことを少しは知っていないとわからない言葉がちょろちょろ出てくる。
    そこは、、なんか面白おかしく説明が入ったりするんだけど(笑

    それでもたまにわからん部分がありました。

  • 内容をよく知らずにレンタル
    冒頭で 事実に基づく、と。
    リーマンショックの話と気づくが、タイトルからイメージしていたものとはずいぶん違いました。

    金融用語がよくわからず。
    解説を加えてくれているけれども、やはり根本的には(^^;)
    でもサブプライムローンの問題の背景、だいたいのイメージはつかめました。

    サブプライムローンの危機をいち早く気づいた人
    それを察知して儲けたい人
    戒めるブラピがカッコよかったです。

    しかしこれが事実だとすると、銀行、格付け会社、…やばい。
    何を信じれば?

  • リーマンショックの裏で逆張りで大儲けした4人のアウトサイダーのお話。

    クリスチャン・ベール演じるマイケルの登場シーンからカメラは手ぶれを繰り返す。まるでホームビデオのようにピントがずれ顔がぼやける。アップや引きの反復。この手ぶれが映画の至るところで続く。
    クローバーフィールドじゃあるまいし(偶然にもリーマンショックが起きた08年公開)・・、と思いたくなるのはこれがパニック映画ではなく、株や金融用語を駆使した真面目な経済映画だからだ。
    手ぶれで世界金融危機の擬似ドキュメンタリーを演出したかったのか。それとも、資産バブルという砂上の楼閣の不安定さと脆さをカメラの揺れで表現したかったのか。監督の演出意図はさて置くとして、どちらにしても終始揺れ動くショットを見続けるのは疲れる。

    映画としては丁寧な作りで株や金融について知らない人にも分かるよう工夫された親切な構成。別カットで喩え話を用いて専門用語を説明してくれる。おまけに登場人物たちが観客に語りかける形で状況説明までしてくれる。ただ分かっている人にはこのシーンがまどろっこしい。

    ショットに惹かれるものはなかったけれども、役者が揃っているので最後まで飽きずに観れた。
    サブプライムローンの危険をいち早く見抜いたトレーダー・マイケルを演じたクリスチャン・ベール。いい俳優です。人とうまくコミュニケーションが取れない気質とその裏返しである飛び抜けた才能(数字に強い)を持つマイケルの奇才/変人性の両面を見事に演じている。
    ウォール街に怒るファンドマネージャー・マークを演じたスティーブ・カレルも見応えがある。「フォックスキャッチャー」のデュポンの演技も素晴らしかったが、今回は顔を真っ赤にして怒る姿と全てが終わった後にみせる虚しい表情がよかった。コメディ俳優のイメージが強かったけど完全に演技派だなあ、と。

    しかしこの副題タイトルの愚かさはなんだろう。華麗なる大逆転?大金を稼いだ男たちの鬱屈したあの表情はなんだ?観終ったあとに襲ってくる虚しさで胸一杯で華麗どころの話ではない。

  •  サブプライムローンのからくりに気づき、リーマンショックの直前に空売りした男達の実話を映画化。

     今から見ればこんなひどい話というサブプライムローンだけど、最初に気づいた人はこれマジ?って感じで半信半疑だった。
     一応、この人達は金融の奴らはひどいって怒ってるんだけど、この人達もそれで儲けようとしてるしなぁ。。。
     話がひどいので見せ方に一工夫してるけど、それでも豪華キャストが報われるまで面白くはなってないか。。。

  • とりあえず、この邦題はどうなの、、華麗とか大逆転とか、そんな話ではでしょ。こういうタイトルひねって違和感あると、返って評判悪くすると思うのだよね。内容は用語の理解が難しかったけど、実話ベースでもあって良いストーリーでした。もったいないなぁ。

  • リーマンショックがなぜ起きたか+その危機(チャンス?)を察知してお金を稼いだ人たちの話 金融用語をまず調べてから観るとわかりやすかった 大金動かすのにあんなヘラヘラした人間ばっかりなの驚愕だったんだが…銀行や政府にあの仕組みの欠陥に物申す人間いないの不思議…黙ってるのは儲ける側?闇

  • リーマンショックの最中ぼろ儲けイェー!って話かと思ってたけど、そんな明るい話でもなかった。随分精神的に削られていてお金は得たけど心はズタボロだった。

    上手い話はないってのと、よくわかってないものに手を出してはいけないなと改めて思った。

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