マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]

監督 : アダム・マッケイ 
出演 : クリスチャン・ベール  スティーブ・カレル  ライアン・ゴズリング  ブラッド・ピット  メリッサ・レオ  ハミッシュ・リンクレイター  ジョン・マガロ  レイフ・スポール  ジェレミー・ストロング  フィン・ウィットロック 
  • パラマウント
3.36
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102406905

感想・レビュー・書評

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  • リーマンショック前に破たんに気づいた人たちの話。
    マイケル(クリスチャン・ベイル)は3年前に気づく。その後、少しずつ気づく人が出て、、、でも皆日本のバブリーと同じでバカにして相手にしないのよね。
    そして、破たんすることによってぼろ儲けするシステムがあり。

    実話ベースで面白いけど、金融業界のことを少しは知っていないとわからない言葉がちょろちょろ出てくる。
    そこは、、なんか面白おかしく説明が入ったりするんだけど(笑

    それでもたまにわからん部分がありました。

  • リーマンショックの裏で逆張りで大儲けした4人のアウトサイダーのお話。

    クリスチャン・ベール演じるマイケルの登場シーンからカメラは手ぶれを繰り返す。まるでホームビデオのようにピントがずれ顔がぼやける。アップや引きの反復。この手ぶれが映画の至るところで続く。
    クローバーフィールドじゃあるまいし(偶然にもリーマンショックが起きた08年公開)・・、と思いたくなるのはこれがパニック映画ではなく、株や金融用語を駆使した真面目な経済映画だからだ。
    手ぶれで世界金融危機の擬似ドキュメンタリーを演出したかったのか。それとも、資産バブルという砂上の楼閣の不安定さと脆さをカメラの揺れで表現したかったのか。監督の演出意図はさて置くとして、どちらにしても終始揺れ動くショットを見続けるのは疲れる。

    映画としては丁寧な作りで株や金融について知らない人にも分かるよう工夫された親切な構成。別カットで喩え話を用いて専門用語を説明してくれる。おまけに登場人物たちが観客に語りかける形で状況説明までしてくれる。ただ分かっている人にはこのシーンがまどろっこしい。

    ショットに惹かれるものはなかったけれども、役者が揃っているので最後まで飽きずに観れた。
    サブプライムローンの危険をいち早く見抜いたトレーダー・マイケルを演じたクリスチャン・ベール。いい俳優です。人とうまくコミュニケーションが取れない気質とその裏返しである飛び抜けた才能(数字に強い)を持つマイケルの奇才/変人性の両面を見事に演じている。
    ウォール街に怒るファンドマネージャー・マークを演じたスティーブ・カレルも見応えがある。「フォックスキャッチャー」のデュポンの演技も素晴らしかったが、今回は顔を真っ赤にして怒る姿と全てが終わった後にみせる虚しい表情がよかった。コメディ俳優のイメージが強かったけど完全に演技派だなあ、と。

    しかしこの副題タイトルの愚かさはなんだろう。華麗なる大逆転?大金を稼いだ男たちの鬱屈したあの表情はなんだ?観終ったあとに襲ってくる虚しさで胸一杯で華麗どころの話ではない。

  • リーマンショックの最中ぼろ儲けイェー!って話かと思ってたけど、そんな明るい話でもなかった。随分精神的に削られていてお金は得たけど心はズタボロだった。

    上手い話はないってのと、よくわかってないものに手を出してはいけないなと改めて思った。

  • 面白いです。

    が・・観ている間も、観終わった後も 複雑な気分になってしまいました。

  • 専門用語がもう少し理解できていれば、もっと興味深く観れたと思う。

  • ※ テレビ鑑賞

    普段、金融やら投資やらに触れていないので、終始、興味深く勉強になった。そしてクリスチャン・ベールのカメレオンぶりと、ブラッド・ピットの隠しきれないイケメンぶりに感心。

  • 成功譚ではない。人の悩みと苦しみがちゃんとある。
    分かりやすいかと言えば、やはりわかりにくいのだけど、でもとっつきやすいし、飽きさせない工夫が随所にみられる。
    複数の物語の集合体なのでどれかには惹かれて物語に没入もできるのだろうが、いかんせん登場人物はほとんど男性だし、合理的な、理性的な話が主軸の感はある。でも、最初に書いた通り、これは成功譚ではない。人の苦しみの物語だ。
    栄枯盛衰。

    いまだから言えるけどよく実際にこんなものが信用価値高く売れていたな。バブルの最中にバブルには気づかないということか。

  • モーゲージ債は実はゴミの塊だった。ギャンブルプレイヤーの勝敗自体がギャンブルになり、それが連鎖。このためバブル崩壊とともに大損害を生むこととなった。

  • ストーリー
    2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダーのマイケル(クリスチャン・ベール)は、格付の高い不動産抵当証券の事例を何千も調べていくなかで、返済の見込みの少ない住宅ローンを含む金融商品(サブプライム・ローン)が数年以内に債務不履行に陥る可能性があることに気付く。しかし、その予測はウォール街の銀行家や政府の金融監督機関からまったく相手にされなかった。そんななか、マイケルは“クレジット・デフォルト・スワップ"という金融取引に目をつけ、ウォール街を出し抜こうと画策する。同じころ、マイケルの戦略を察知したウォール街の銀行家ジャレット(ライアン・ゴズリング)は、信用力の低い低所得者に頭金なしで住宅ローンを組ませている大手銀行に不信感を募らせるヘッジファンド・マネージャーのマーク(スティーブ・カレル)を説得し、“クレジット・デフォルト・スワップ"に大金を投じるよう勧める。また、今は一線を退いた伝説の銀行家であるベン(ブラット・ピット)は、この住宅バブルを好機と捉えウォール街で地位を築こうと野心に燃える投資家の二人から相談を持ち掛けられる。ベンは自分のコネクションを使って、彼らのウォール街への挑戦を後押しすることを決意する。三年後、住宅ローンの破綻をきっかけに市場崩壊の兆候が表れ、マイケル、マーク、ジャレット、ベンは、ついに大勝負に出る……。

  • 字幕: 栗原とみ子

    事前に背景とかサブプライム関係をさらっとくべきだった。後悔。

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