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- / ISBN・EAN: 4988102406905
感想・レビュー・書評
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実話が元なのでドキュメンタリー映画風な仕上げ。
投資銀行はあの時期、本当に狂っていた。
その様子がよくわかる。
日本のメガバンクは、その世界に憧れて、遅ればせながら仲間入りしようとしていた。
合理的に説明できないことは、やらない。手を出さない。
これがリーマンショックから10年経って改めて思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サブプライムローン問題と
リーマンショックがなぜ起きたかを
詳しく映画で解説。
金融・証券の専門用語が
飛び交うから、
ある程度の知識が無いと
ちんぷんかんぷん。
ある程度わかっていれば、
上手に作ってあるから、楽しめる。 -
サブプライムの暴落の裏側で、モーゲージのクレジットデフォルトスワップ取引で空売りを仕掛けた男がいた。世紀の賭にのった奴、せせら笑う奴、気がつかなかった奴。間違っているときには、間違っていると気がつかない。渦中の人間には気がつかない真実がある。これが本作のテーマであり、警鐘だ。金融は、CDS、CDOなど、金融手法を凝らしたもうけの方法を考える。実際には、ハイレバレッジな、1円を100円の損とするような取引、そしてその逆も簡単に作ってしまう。本作の中で、生活がかかっているというところが、一気に希薄になる。そこに、生身の人間がいるということを忘れれば、また儲けたいというグリードが頭をもたげる。小説ハゲタカなどが描くように、金融手法で得られるお金という価値の空虚感、幸せはどこにあるのか。金融という世界の中心にいるからこそ、考えなければならないんだ。
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話は聞かせてもらった。世界経済は崩壊する!!
な!なんだってーー!!
しかし何かがおかしい。CDOが下がらない・・だと?
そんなバカな!ぼくのかんがえたさいきょうの世界崩壊が負けるわけがないんだ、うわあああ!
果たして彼らの運命は!?
しかし「華麗なる大逆転」って感じではないな。そういう感じではない。適当な邦題付けんのやめてくれないかなマジで。
あとエンドロールにブラッドピットって出てきて、え・・・?ってなった。え、出てた?単に制作とか?
見返してみると・・・
いやこれわかんねーよ。w -
リーマンショックの現場側実録といえる。映画というよりドキュメンタリー風ですね。
ファンドマネジャー、ヘッジファンド、新人君など、様々な視点から、ショックに気づいた人達の動きを追う。
ふとしたシグナルを見逃さないこと、実地調査の重要性、自分の目で確認して姿勢を貫くこと、+タイミングの見極め、流れも重要ということ。
歴史は繰り返すので、また違った形で現れると思うが、その際に参考になることは多いと思う。
経営側に焦点をあてた「マージンコール」とセットで見ると、リーマンショックの舞台裏がよくわかると思う。
余談だが、自分はというと、このリーマンショックのあおりでほぼ転職決まっていた独立系コンサル会社の採用が一年凍結となり、運命が変わっていくことになる。最終面接の部屋の前にあった雑誌がきっかけで、MBAを取得し、在学中に別の転職をすることになり・・・ -
一般には専門性が高く難しいかと思うが、金融関係者必見の一作。投資の裏側、儲ける裏側を垣間見ることができる。
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訳の分からない用語が多いが、逆に学ばなければという気持ちにさせる。
人々の反応の愚かさ(自分も含め)が悲しい -
金融に詳しくなくても易しく解説してくれるので分かりやすい!サブプライムで大勝ちしても、虚しい勝利。懲りない金融業界。素人が安易な考えで入ったならば、搾取されるだけだと実感する。
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サブプライムローン
逮捕者1人
1Q84
徳永英明