たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 熱狂して、突き詰める先にある喜びや苦しみ。
    自分が本気で、後悔なく生きる気がそもそもあるかを改めて考えるきっかけとなった。

  • 結果がでない努力に意味はない、やるかやらないか
    心に決めた人を裏切らない
    小さなことを大切に
    遅刻しない
    自分で汗をかきましょう。手柄は人にあげましょう。そしてそれを忘れましょう

  • 見城全開。最高。

  • 生き様が知性に裏付けされている。
    今までに読書でそう感じたのは、小野田寛郎さんと岡本太郎さんだけだっだ。
    そこに見城徹さんが加わりました。
    共通点は
    自分にも相手にも“誠実”であること。
    “覚悟”が何であるかを知っていること。
    そして3人ともとんでもない具現者!
    誠実も覚悟も知性を集結させての業だと感じさせられるました。人は経験からしか学べないことも具現を通して教えてくれます。
    エッセイなのに圧倒的な説得力があり男らしい知性がありました。

  • たった一人の熱狂 見城徹

    ■自分を痛めながら何かに入れあげる。生き方の集積が全てを決める。

    ■生のむなしさを紛らわせる要素は、①仕事②恋愛③友情④家族⑤金の合わせ技
    特に仕事・恋愛・友情が上位

    ■労働によって、誰も見たことのない価値を創造する
    そんな仕事を常にやっていなければ気が済まない。

    □朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄まで仕事にのめりこむ。
    そして上司や同僚が出来ない仕事を進んで引き受け、結果を出す。
    そうすれば自然と仕事は面白くてたまらなくなる。

    □圧倒的努力とは
    ・人が寝ているときに寝ないで働く
    ・どこから手を付けたらいいか分からない膨大なものに手を付けやりきる。
    ・人があきらめる仕事をあえて選び、その仕事をねじ伏せる
    ・人があきらめたとしても自分だけはあきらめない。
    ・「もうだめだ」体本当の努力。
    ・出来るかできないかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決する。

    ■身体がだらしなくたるんでいる状態では、仕事という戦場では戦えない。
    ・トレーニングは裏切らない。
    ・ごまかせない。結果は一目瞭然。

    □人生に空白をつくらない
    ・人生に空白を作らず、岩盤に爪を立ててあがいているうちにいつしかきっと熱狂できる仕事に出会える

    □自分には何が出来るか悩みぬく
    ・今いる場所で悩みぬき、圧倒的努力をする。
    ・本気で向き合わなければ何も生まれない

    □無知は恥ずべきことではない
    ・無知であり無謀であればこそ、不可能を可能にする戦いに挑戦し、この手で鮮やかなブランドを創出すがことが出来る。

    □必ず勝負に勝てるキラーカード
    ・人の何倍、何十倍という長く苦しい努力を積み重ねると握れる。
    ・人知れず圧倒的努力を重ねていれば、「この人と関われば得をする」と近寄ってくる人がいる。
    ・努力を積み重ねて価値を集積していけば、ビジネスパートナーや得難い占有は向こうから近づいてくる。

    □数多くの人と関わる仕事をするなら、他社への想像力は必須。
    ・仕事のできない人は小さなこと、片隅の人を大事にしない。
    ・雑用をいい加減にやったり、人との約束を簡単に破る人が大きな成功をするはずがない
    ・つまらなく地味な雑用でも、自分の心がけ一つで黄金の仕事に代わる。
    ・小さなことを大切にするだけで、人生は大きく変わっていく。
    ・神は細部に宿る

    ■貸しは作っても借りは作るな
    ・つまらないことをやたらと人に頼まない。
    ・人の重要な頼みは全力で引き受ける。

    □結果が出たらゼロにもどす
    ・結果にすがりつかずに、新しいことに挑戦する
    ・圧倒的結果をゼロに戻して、新しい戦いに向かわなければ、より大きな成功や結果を絶対に得られない。
    ・一番ダメなことは、現状維持に安住する事
    ・現状維持をしている限り、「昨日と違う明日」はやってこない。

    □成功と失敗の分かれ目は数字
    ・数字を曖昧にする人間はビジネスの成否をごまかしている
    ・結果を出す事だけが善

    □ビジネスでの成功
    ・圧倒的努力と、他者への想像力がワンセットで必要
    ・異なる他者への想像力を発揮することで、初めてビジネスの成功がある。

  • パワーがすごすぎ

  • 見城徹さんの熱量が伝わる本。

    ・「苦しくなければ努力じゃない」
    ・「憂鬱でなければ仕事じゃない」
    ・相手への想像力が大事
    ・努力することに意味があるのは人生論、仕事では結果が出ない努力に意味はない。(成功と失敗の基準は数字。数字を曖昧にする人間はビジネスの成否をごまかしている)
    ・小さなことにクヨクヨする人間でありたい。小さい約束も守る。
    ・「自分で汗をかきましょう。手柄は人にあげましょう。そしてそれを忘れましょう」(日本テレビ:故・氏家齊一郎)
    ・「君がなんとなく生きた今日は、昨日死んで行った人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ」(アメリカ先住民の言葉)
    ・「海」という漢字の中には「母」という漢字が含まれている。フランス語の「la mère」(母)の中には「la mer」(海)が含まれる。このことを指して三好達治は綴った。 〈──海よ、僕らの使ふ文字では、お前の中に母がゐる。そして母よ、仏蘭西人の言葉では、あなたの中に海がある。〉(三好達治:詩集『測量船』の「郷愁」より)

  • 2019年50冊目。満足度★★★☆☆

  • たった一人の熱狂
    という題名通り、たった一人で熱狂している本。これはディスっている訳じゃなく、本当に見城氏の熱さを強く感じる本なのだ。

    あとがきにある秋元康氏のコメントが対照的で面白い。つまり、あんなに熱くなれるのは見城氏だからだというコメントは、それを表している。

    見城氏の仕事への姿勢、それが正しい訳でもない。ただ、間違っている訳でもない。秋元康氏も指摘しているように、あの仕事の仕方が見城氏そのものなのである。彼のアイデンティティがまさに、この本に滲み出ているのだ。

    だから、この本を読んで、憧れる必要もないし、争う必要もない。

    でも、やっぱり自分が好きなことじゃないとのめり込めないし、それを人生を費やして成し遂げようとも思えない。

    その点はとても理解できるし、そう思う。

    あの熱さをどのように飲み込むかは意外と難しい。見城氏が実践し、成功しているので、間違ってはいないのだから。

    ただ、あとは自分に合うかだ。

    ゴルフや麻雀、時計のブランド、その他の具体的な行動は自分に合うかどうか?で判断すれば良いんだろうなと思う。

  • 憂鬱でなければ、仕事じゃない。

    苦しくなければ、努力じゃない。

    切なくなければ、恋愛じゃない。

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著者プロフィール

幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。 静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。初めて自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーに。75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て、「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30 倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。 93年、角川書店を退社し、幻冬舎を設立。五木寛之『大河の一滴』、石原慎太郎『弟』、唐沢寿明『ふたり』、郷ひろみ『ダディ』、天童荒太『永遠の仔』、村上龍『13歳のハローワーク』、劇団ひとり『陰日向に咲く』、長谷部誠『心を整える。』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』など26年間で25冊ものミリオンセラーを世に送り出す。著書に『編集者という病い』、『異端者の快楽』、『たった一人の熱狂』、藤田晋との共著に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、松浦勝人との共著に『危険な二人』、林真理子との共著に『過剰な二人』などがある。

「2020年 『読書という荒野』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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