- Amazon.co.jp ・電子書籍 (434ページ)
感想・レビュー・書評
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色んな大どんでん返しがあっまけど、ワクワク読み進める感じではなかった。登場人物の名前が似ていて、物語が掴めないところもあった。
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シンガポールを舞台にしたタックスヘイブンに関わる経済小説。
著者の豊富な知識が詰め込まれた読み応えのある作品だが、いまいち面白みには欠ける。
ちなみにシンガポールは低税率国ではあるものの、タックスヘイブンと呼ぶべきかは微妙なところではないか。 -
タックスヘブンの勉強になるかと思い表紙買い。
金融を題材にしたミステリーだった。登場するいくつかの税金逃れの方法は法改正前のものなので現在では使えないものばかりだが、考えた人頭良いな、と思う。
同作者はマネロンを題材にした小説も書いているようなので、そちらも読んでみよう。 -
マネーロンダリングよりも技術面の説明は控え、登場人物が多面的に動いて真相に迫る様が面白い。
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命よりも金が大事、と考える人がいることに驚かされた。ゲームはどんな結果になるか考えて先回りした方が勝つ、という内容には納得させられた。
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闇の世界の金融取引、政治、そこに巻き込まれた一般人の牧島。高校時代の友人というつながりで
一緒に巻き込まれた古波蔵と2人を繋げる紫帆の関係性が最後まで余韻を持つ物語。
たくさんの登場人物のそれぞれの情報戦術や押し引きが面白い。金融の複雑さも学べる。
その舞台は東京、シンガポール、ベトナム、ミャンマー、大阪などそれぞれの地域の様子が鮮明に書かれていたのも魅力。
個人的に高校時代の友人との絆が大人になるまであるって素敵だなと感じた。 -
経済小説でありながら、推理小説のようなストーリー性もあり、シンプルに面白かった。
あまり語られることはないが、富裕層の資産を守るプライベートバンクの存在、彼らが指南する特に相続税の節税方法、それを取り巻くアングラな動きなど、知っておくべき知識が満載であった。 -
★今回の首謀者は・・・
著者のノベル物を読むのは2冊目。
冒頭はマネーリテラシーを絡めた会話。
冒頭数十ページはどうしても眠くなる話が続きます。
そこを乗り越えると話にどんどん惹き込まれ続きが気になって止まらなくなります。
今回の犯人も予想すらしていない人物になるかと思いきや・・・結末は見てからのお楽しみです。