去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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レビュー : 5
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感想・レビュー・書評

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  • 映画化とのことで読んでみた。作家さん独特の閉塞感。言葉で醸し出されるこの闇とトリックが実写化で薄れないことを期待。

  • 純文学とミステリーのミックスという印象。
    "作中作"のようなメタフィクションはミステリーでも少なくないけど、本作は逆にこの本自体をフィクションの産物にするという"作外作"というか、読者をもフィクションの世界に取り込むようなアプローチが面白かった。

    とは言え、例の"イニシャル"の仕掛けをあとがきまでつけて語るのはちょっと無粋だな〜という気も。
    そして、"タイトルの意味"が出て来て以降、仕掛けの説明にページを割きすぎなのも、ちょっと切れ味が悪いかなと思う。
    ページ数は少ない本なのに、それでも"蛇足"に感じる部分が多かった。

  • 純文学っぽさとミステリの混ざったような作品なんだけど、ちょっとミステリが弱いかなと思った。近親相姦や性暴力が色濃く出ているのだけど、こういうのが作風なんだろうか。『教団X』が面白いらしいのでまた読んでみよう。

  • ミステリーとしては重厚な作りで楽しめた。かなり以前に流行った新本格のような香りがしないでもなかったけど。
    エンタメと純文学の境というのはよくわからないが、この人はどちらかというと純文学っぽいと思う。

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プロフィール

中村 文則(なかむら ふみのり)
1977年愛知県生まれ。福島大学行政社会学部応用社会学科卒業。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。『遮光』で野間文芸新人賞、『土の中の子供』で芥川賞、『掏摸』で大江健三郎賞、『私の消滅』でドゥマゴ文学賞を受賞。2014年にはノワール小説への貢献から、デイビッド・グーディス賞を受賞している。
その他の代表作に、映画化された『去年の冬、きみと別れ』『悪と仮面のルール』などがある。

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