【電子限定おまけ付き】 狗神さまはもっと愛妻家 狗神さまは愛妻家 (幻冬舎ルチル文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • すっごくかわいいお話でした。
    みんな健気で優しい。

  • 前作「狗神さまは愛妻家」の二作目。今回は兄がよく喋って、一作目より可愛さましまし。白狗の差別について、前作以上に話がねられていて、絆を感じた。話に比重があるのでセックスは控えめ。

    ノリは前作同様で、肩の力をぬいて読めた。嫁と夫がお互い支え合っているのが、大変微笑ましい。バカでかわいいハイパーポジティブな夫につられて、嫁が仁王立ちで「頑張らねば!」という姿が目に浮かぶよう。
    わりとこの二人の話を永遠に読んでいたい。

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    真っ白でもふもふな耳と尻尾の狗神・月影と、幸之助が夫婦になって一年。新婚生活は順調だけど、白狗である月影への周囲の風当たりはまだ強かった。そこに同じ白狗の雪月が現れ、彼が月影の心許せる親友と知った幸之助は嬉しかったけれど…。ほのぼの新婚生活や、月影の兄・子犬姿の陽日とその可愛い許婚も登場して、もふもふ度UPのシリーズ続編!
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    あいかわらず嫁大好きな月影と月影様命の幸之助。そこにもこもこの陽日がくわわって、ほんわか甘々な話…で終わるわけもなくて、新たな試練が襲い掛かる。
    でも月影はどんなときでも月影で、他人を恨むでもなく優しくて強い。そんな月影を一生懸命支えようとする幸之助も健気で、そして強い。月影を強くしたのは幸之助との出会いが大きな要因かもしれないけども、月影を思い、それぞれに苦悩しながらも見守ってきた白夜や黒星、陽日の存在も大きいと思う。
    残白と嘲りさげずむ他の里の狗神の言葉があんまりひどくて、でも、それに傷つきながらも月影を支えようと懸命な幸之助や、白狗という運命を受け入れてなお前向きに生きようとする月影、月影のぶれない嫁大好きぶりが、そんな痛くて重い気持ちを和らげてくれる。それと陽日、ふわふわもこもこで無邪気で、「ついかえ」大好きで、気持ちが和らぐを通り越してもうふにゃふにゃのでれでれ。かわいすぎる。
    残白とか白狗とか悲しいというかせつないというか、もらい泣きしちゃうような話だったけど、月影のぶれない嫁大好きぶりと、陽日のかわいさで、甘々ほのぼのがバランスよく散りばめられてて、すごくよかった。

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著者プロフィール

4月14日生まれのAB型。広島人。第66回花丸新人賞選考にて『プライスレス・ライフ』が選外佳作入選。花丸文庫「恋愛小説は書けない」にてデビュー。

「2019年 『白狼さまの恋ぐすり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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