図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける [Kindle]
- 朝日新聞出版 (2016年3月7日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (189ページ)
感想・レビュー・書評
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最近は電子書籍などの普及により手軽さからついそちらの方に手が伸びてしまいます。しかし、書籍の購入には、それなりのコストがかかる他それに見合う内容が書かれていなかったりするためもう少しコストを抑えつつ新たな知識を得る方法を模索した結果図書館の利用というところに着目し出会った本です。
図書館の本はNDCというしっかりとしたジャンル分け(ほとんど全国共通)がされていることは初めて知りましたしそれに基づいて知りたい項目を調べて行くことで効率な資料収集ができると思いました。また、遠くにある大きな図書館の方が蔵書も豊富で調べ物がしやすいと思っていましたが近くの小中規模の図書館や大学の図書館をいくつか巡った方が目当ての資料にたどり着けるとということも新たな発見でした。情報収集の過程でも、インターネット検索では予め的を絞ったキーワードでそれに基づいた情報をピンポイントで調べるというのが主流ですが図書館の場合はジャンルに合わせた他の情報も見ることができるので検索の幅も広がると思いました。
最近ではインターネットの普及によりスマートフォンでもある程度の情報収集が可能なのでわざわざ図書館で調べなくても良いと思っていましたがあくまで無料の範囲内の情報しか得られず、図書館であれば有料の情報も閲覧することが出来るということも知らなかったのでこの本で得た知識を活用し図書館を有効に利用しようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・自分の興味分野のNDCを覚えれば図書館で本を探しやすくなる。
・リファレンスサービス、印刷サービス、勉強場所としての利用など図書館には様々な活用法があることが分かった。 -
Now is the time to search for answers on the Internet. But the information available on the net is very poor. Many people input similar things, so the output is the same as everyone else. It is effective to go to the library to get different output from others. The library is, so to speak, the "walking Internet".
今はインターネットで答えを探そうとする時代だ。でもネットから得られる情報はとても貧弱なのだ。多くの人が同じようなものをインプットしているから、アウトプットも皆と同じになる。他者と違うアウトプットをするためには図書館に行くのが有効だ。図書館はいわば「歩くインターネット」なのだ。