WIRED VOL.23/特集 GOOD COMPANY いい会社
- コンデナスト・ジャパン (2016年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910153120769
感想・レビュー・書評
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pbc、パブリックベネフィットコーポレーション。BーCORPと呼ばれる株主の利益を最優先にしない企業。2000年前後生まれのミレニアル世代は会社という器を、より社会との関わりとして見ている。会社の一部になる、歯車としての自己を否定し、器を磨いたり、置き場を変えてみたりする。コミュニティが会社をつくる時代なのだ。
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● 亀の子タワシだって歯磨き粉だって、1人の力では到底作れないもの。それを作れるようになるのが会社の役割。
● 利益は会社にとって空気のようなもの。でも僕らは空気を吸うために生きてるわけじゃない。
● 会社もバンドのように音楽性(=ミッション)を持ち続けないと長続きしない。
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# 良い会社の事例
## 未来工業
- アイデアを出した社員に500円が支払われる
- 年間140日の休日
- 社長の仕事は「社員が活き活きと働ける環境を作ること。お膳立て。」
- 「常に考える!」という社訓
- 命令禁止
## 鎌倉投信
- コーポレートサイトにいい会社をまとめたコンテンツがある
- これを見ると、地方で一部上場してる会社は意外にたくさんあるな、ということがわかる。また、地方ででかい会社はもれなくユニークな社風を持ってるな、ということも。
## ハーツユナイテッドグループ
- デバッグを提供する会社
- オタクやニートを積極採用
- オタクやニートの長所を活かしたビジネスモデルで、実際に多くの雇用を生んでる。めちゃくちゃ良い会社。
- 日本人の几帳面な正確はデバッグと相性が良い。世界的にも高い評価を受けている。
## 塚田農場
- 社員を紹介するブログが良い
- 鹿児島、宮崎といった地名を店の名前に冠していて、その地域出身の人には強い共感を得られるというメソッド
- 改めて今度行ってみよう
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# その他
## 海外のビジネスモデルの事例を見て
- 空間を持つ◯◯、空間を持たない☓☓というフレームワークは使えるなと思った。例えば地域の大型ショッピングセンターは空間のあるAmazonだし、海外では高級レストランの食事を配達してくれるサービスが流行ってるらしい。(空間を持たないレストラン)
## Android創業者が新しくつくる「プレイグラウンド」
- これはめっちゃわくわくする。Androidがアプリマーケットを世の中に解放したように、デバイス・IoTのマーケットを作ろうとしているらしい。