復権するマルクス 戦争と恐慌の時代に (角川新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 2016/10/4 Amazonよりニコニコカドカワフェアで864円を432円でDL購入。
    2019/1/10〜1/13

    出版当時、佐藤さんが精力的に進めていた「資本論」の再評価の一環で、マルクス経済学の第一人者である的場先生と対談をまとめた本。ここのところ、資本論、マルクスがらみの佐藤氏の著作を読んで居るが、やっぱり難しい。理系的思考が身についている?身からすると、本書で行われている議論は、解釈論であって、何が正しいとは言えないような気がしてしまう(ディスっているわけではなく、議論の意味が違うのだろう)。文系の議論は正解を求める、というよりは、理解を深めるためにあるのだろう。そういうこといん気づかせてくれた本であった。

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著者プロフィール

的場昭弘(まとば・あきひろ)1952年宮崎県生まれ。マルクス学研究者。1984年、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。一橋大学社会科学古典資料センター助手、東京造形大学助教授を経て現在、神奈川大学教授。マルクス学の提唱者。マルクスの時代を再現し、マルクス理論の真の意味を問い続ける。原資料を使って書いた作品『トリーアの社会史』(未來社、1986年)、『パリの中のマルクス』(御茶の水書房、1995年)、『フランスの中のドイツ人』(御茶の水書房、1995年)をはじめとして、研究書から啓蒙書などさまざまな書物がある。本書には、著者による現在までのマルクス学の成果がすべて込められている。

「2018年 『新装版 新訳 共産党宣言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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