自分では味わったことのない、バブル時代の日本てどんなかんじだったんだろう、という興味で手に取る。本当に同じ日本なんだろうか、と。狂騒、狂騒、狂騒の日々。ありえない高待遇に、今からすると浪費としか思えないお金の使い方に空前の売り手市場。日々みな楽しげで元気があり活気に満ちていたというのはいいところだけど、それは後世への付け回しで成り立っていたと思うと腹立たしく。ただ作者自身の体験談も交えつつ、キーワードを解説してくれてて、それはた有益だった。/映画「私をスキーにつれてって」と東京プリンの「VIP」て曲の入ったミニアルバム、シャインズのアルバムとか手にとってみたいと思った。