超高速! 参勤交代 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 中学1年生の息子に読ませようかと思って再読。1年おきのはずの参勤交代を終えて江戸から戻ったばかりの湯長谷藩に下された無茶な命令「5日以内に江戸に来い(大名行列で)」。藩の取り潰しを避けるため、何とか無茶に応えざるを得ない。悪徳老中の陰謀、湯長谷藩主の男前っぷり(でも閉所恐怖症)、忍び同士の戦闘。老中に悪役としての魅力を持たせてないので、もう単純にテンポ良く楽しめる勧善懲悪型のエンタメ。藩主内藤の侠気に惚れる。上に立つ者かくあるべしやね。

  • 面白かった‼️
    殿様が、本当にステキな人で、その周りを固めた人達も、心から殿様を慕っていて。
    きちんと悪を懲らしめ。
    残念な別れがあるけど、それでも救われて別れてるから。
    このまま、続きを…

  • 映画を先に見てしまっているので、ついついキャストのかおがちらつきますが、小説に出て来る登場人物の印象は違うので、少しとまどいますが、映画と同じように、それ以上に小説は楽しめました。殿と家臣、湯長谷藩に関わる人物の素敵なこと。武芸に秀でた湯長谷藩のと戦いぶりもとても楽しめました。悪代官をやっつけろ!とっても爽快でした。3.11を強く意識されたとのこと.それも感じられます

  • 「超高速!参覲交代」土橋章宏

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    東北の湯長谷藩は、ある日お上から謂われのない難癖をつけられ、急遽5日以内に江戸へ参勤せよと命じられる。叛けばお取り潰し必定。―時間がない。財政難の小藩には費用も、行列を組む人手もない。心優しき藩主内藤政醇は知恵者の家老と共に策をこらす。妙案と頓智で難所を切り抜けていく殿と家臣の爽快劇!
    「BOOK」データベースより
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    Kindle版買ってたの忘れて、書籍版も買ってしまった>_<

    面白かったーー。こりゃ漫画だ、漫画。
    さくさく読めるし、面白いし、夜に寝かしつけてから読みきっちゃった。
    こういう愉快痛快な話はいい。

    映画もみてみたいし、続編も読んでみたい。

    それにしても、藩主の内藤政醇、素敵だわー。
    身分高いのに、いい奴で強いってのは最強だね!!

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。2011年「超高速!参勤交代」で第37回城戸賞を受賞し、同名映画は第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞。さらに同名の小説で作家デビューを果たす。他の著書に『幕末まらそん侍』『超高速!参勤交代 リターンズ』『引っ越し大名三千里』『スマイリング』『チャップリン暗殺指令』など。

「2022年 『決戦!賤ヶ岳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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