ハッピーエンドの選び方 [DVD]

監督 : シャロン・マイモン  タル・グラニット 
出演 : ゼーブ・リバシュ  レバーナ・フィンケルシュタイン  アリサ・ローゼン  イラン・ダール  ラファェル・セーガル 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.00
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本棚登録 : 52
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126209537

感想・レビュー・書評

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  • 尊厳死をストレートに考えさせる良いテーマの映画だと思う。
    ※まぁ逆から見れば、何らかの捻りがあっても良いとは思うが…

  • イスラエルの老人ホームに愛する妻と住むヨヘスケル。彼は神様のフリをして病気の人に電話をして励ましてあげる、悪戯をくり返すとってもお茶目なおじいさん。
    そんな罪のない悪戯から、友人夫婦の相談によって、尊厳死のための機械を発明することとなるヨへスケル。

    老人ホームを舞台にしてるだけあって常に「死」の匂いがつきまとうけど、ブラックユーモアも随所にある。
    かと思えばなぜかみんなで歌い出すミュージカルテイストも出てくる。

    切ない気持ちで観ればいいのか、死をテーマにしたコメディとして観ればいいのか、ジャンルが分からなくてちょっと困惑したけど、始まりから終わりまで、とことん死に向きあっていてファンタジーではなかったので私にとっては良かった。

    大学の時に尊厳死についての授業があり、実際の映像をいくつか目にしたけれど、その時は遠い国の異次元の話のように感じていた。
    けれど、父親を去年亡くした時に目の前手間大切な人が苦しみながら悶えてることの辛さを目の当たりにするともはやそのことは私にとっては他人事ではなくなっていた。

    尊厳を持って死にたいのは死期が近い者のエゴであり、自然に命尽きるまで生きてて欲しいと思うのは残された者のエゴ。
    でも、どちらにも必ず反対の意見は出てくる繊細な問題だけども、ただ1つ言えるのは死ぬ時に誰かに側にいてほしいしできれば大切な誰かに手を握っていてほしいということはきっとみんな共通なはずだ。

    だからヨへスケルのラストの悲しみと決意が痛いほど分かった。
    なんというか、分かりたいけど分かりたくない思いでいっぱいのなんとも言えない作品だった。

  • 面白うてやがて哀しき。
    みんなの歌う歌が、心に響きました。
    行き方が分からないんだ・・・。

  • 中東発信の映画は何度か見たことがあるが、ユーモアが独特だなといつも思う。
    その独特のユーモアゆえに、シリアスなテーマの割には重たくなりすぎずに話が進んでいくが、
    タイトルやパッケージの解説等から連想されるようなハッピーな作品ではなかった。パッケージデザインは多少誤解を生むのではと思う。

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