地球のおわりは恋のはじまり(1) (デザートコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     デキる双子の妹にコンプレックスをもってる陰キャ(かつM)のJK柳瀬真昼チャンに、クラス一のイケメン里見蒼くんが突然の告白。押しかけ彼氏になってしまう、って話。

     こんな私に一体なぜ?、という自問自答の堂々巡りだけで第1巻終了。答えはまだ闇の中で、ある意味ミステリー仕立てともいえる構成となっている。
     まあ登場人物みんな善人ゆえ「キャリー」みたいな残酷な真実には至るまい。
     あんまり中身のない内容ながら(ストーリー的にはほとんど進展がない)、語り口の巧みさでけっこう読ませる。
     絵もかわいかった。
    2022/02/08
    #2792

  • -

  • 2018/03/31入手・04/06読了。

    主人公の考えにとても共感が持てました。格好良い人が眩しくて、距離を置きたくなる辺りが特に。私もお守り持とうかな。

  • 全5巻。
    双子の姉、柳瀬真昼がヒロイン。あだ名はあひる。幼稚園の遊戯で「みにくいアヒルの子」を演じた時、白鳥の役だったのだが、白鳥として飛び出して「さっきのアヒルと変わってねーじゃん!」と言われたことがきっかけだった。妹の真夜だったら良かったのに、と言われた。
    妹の真夜は可愛くて有名だったのだ。
    中学生の頃、真昼が好きだった先輩がいた卒業の時に呼び出され告白されるのかと期待して向かったら、「柳瀬は柳瀬だけど、こっちの柳瀬じゃない…」ここでも先輩は真夜の方が好きだった。

    そんな生活を送ってきた真昼は高校生になって、里見蒼というイケメンと出会う。イケメンはなぜか真昼に最初から優しい。真昼が好きだという。真昼にとって自分に好意を向けてくれることなんてありえないことだった。
    良いことがあれば、必ず悪いことがある。もし、もし私を好きだというのなら、それは妹と間違っているからなんだ。

    非常にネガティヴでなんでも悪い方にしか考えられない真昼。そんな真昼をちょっとずつ変えていく里見くん。里見くんにもいろんな事情があって、実は真昼のようにネガティヴに考えがちな所もある。実はお互い似た者同士だったというのが最後にわかってこの2人の幸せな姿をもう少しみたいと思いました。
    妹の思いも、最後の最後で語られたのだが、こちらもいろいろ思っていたんだよね。いい子なのは変わりないんだ。でも、私は同性の双子がいなくて良かったって思っちゃったよ。真夜ちゃんごめんね。もし同じような状況になったら、真昼みたいになっちゃうだろうなって思うから。
    優しい絵柄で優しい世界に包まれて楽しい世界でした。

  • ぎこちな少女。

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著者プロフィール

「ベツコミ」(小学館)などで活躍の後、2010年より講談社「デザート」にて『たいようのいえ』(講談社刊)を連載開始。同作にて第38回講談社漫画賞少女部門を受賞。ほかに『地球のおわりは恋のはじまり』『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』(講談社刊)、『初恋ロケット』、『アシさん』(小学館刊)など多数。

「2023年 『つむぐと恋になるふたり(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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