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みんなの感想まとめ
戦争に突入していく時代の中で、東京帝国大学内での権力争いや思想の対立が描かれています。著者が7年を費やして書き上げた本書は、当時の学者たち、特に平賀粛学や河合栄次郎、田中耕太郎の存在感を通じて、単なる...
感想・レビュー・書評
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戦争に突入していく時代、東大の中でどんな争いがあったか。
平賀粛学という歴史的な展開は知らなかった。
河合栄次郎という学者は、当時においてはかなり存在感があったようなんだけど、まったく知らない。読んでいくと、なかなか魅力を感じる人物だったようだ。
田中耕太郎という教授も知らなかったなぁ。
大学内の権力争いは、この当時単に学閥とか教授を狙うというだけの話ではない。社会の右傾化と、左傾化の争い。あるいは戦争推進と戦争阻止、あるいは終戦工作など、国全体の動きと密にからみあっていた。
面白かったねぇ。
立花氏は本書を書くのに7年を費やしたという。
「なぜ 日本人 は、 あの バカげ た としか いい よう が ない 戦争 を 行っ た のか。」
「七 年間 かけ て この 本 を 書く こと で、 やっと その 答え が 見え て き た と 思っ た。 と いっ て、 図式 的 に わかり やすい 答え が 出 た という こと では ない。 むしろ 逆 だ。 そう 単純 な 答え は 出 ない という こと が わかっ た と いっ ても いい。」
「歴史 は 誰 かの ミス ないしは ミス リード によって この よう な 展開 を し た のでは なく、 止 むをえざることの 連鎖 によって この よう な 展開 を とげ て しまっ た の だ という ほう が 正しい と 思え て くる。」
「結局、 歴史 という のは、 何らかの 立場 を 離れ ての、 純正 純粋 中立 など という のは ない の かも しれ ない。」
何度も読み返すべき、深い示唆に富んだ本だったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【なぜあの戦争が始まり、なぜ終ったのか――】一九四五年八月、日本は劇的に変わる。解体を回避した天皇制と東京帝国大学の功罪に見る、日本人の歴史意識とは。壮大なる完結篇。
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