USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2016年4月23日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (233ページ)
感想・レビュー・書評
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物事を達成するのに必要なのは共通可能な理念と執着心であることが伝わってきた。内容に関してはよくあるビジネス書、新たな発見はないがUSJが世界有数の文化拠点として発展し、日本を盛り上げていくことを願う。
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USJがV字回復するまでに何度も危機があり、その度に乗り越えていったこと、乗り越えるために考えて考えて考え抜いたことが分かります。強い反発があっても屈せず突き進む力には感心させられます。
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読んでいて元気を貰えました。
アイデアの生み出し方、リスクを取る勇気を学ぶことができました。 -
プロローグ 私は奇跡という言葉が好きではありません
第1章 窮地に立たされたユニバーサル・スタジオ・ジャパン
第2章 金がない、さあどうする?アイデアを捻り出せ!
第3章 万策尽きたか!いやまだ情熱という武器がある
第4章 ターゲットを疑え!取りこぼしていた大きな客層
第5章 アイデアは必ずどこかに埋まっている
第6章 アイデアの神様を呼ぶ方法
第7章 新たな挑戦を恐れるな!ハリー・ポッターとUSJの未来
エピローグ USJはなぜ攻め続けるのか?
文庫版あとがき 打ち上げられた「ハリー・ポッター・ロケット」 -
【柿崎さんオススメ:わかりやすいビジネス事例本】
こういった企業の成功事例本も流し見すると、ふーんって感じで、好き嫌い分かれると思います。ただ、わかりやすいビジネスケースを元に、当時の課題や成功要因、今後想定される課題と打ち手案みたいのを、自分ならどうするかという目線で整理して読んでみると、思考の筋トレに活用できると思います。 -
著者の森岡毅さんの本は本当に興味が惹かれるものが多い。私自身本書を読むのが楽しかった。マーケティングって難しいイメージや座学とかカリカリ勉強するイメージがあったが、そんなイメージが覆される一冊。
イノベーションのフレームワークなども載っており、すぐに使える技術も含んである。
何よりマーケターのメンタル面の金言が多く、アイデアの出し方などのハウツーも載っており、職種問わず読んで損はない一冊。 -
自分は凡才で、特別なアイデアも思い浮かばない。
本当は色んなアイデアを出してそれを実現していく面白さを感じたいのに…。
などなど散々考えてきたけど、いかにそれが甘い認識だったか思い知らされた。
そこまでして考えに考えて脳に汗をかいたことすらないのに。
でもそのためには、まずは自分が一直線に熱中できるものを見つけたい。目標のない毎日は苦しい。
まずはやってみたいことをやってみて、視野を広げていこう。そのうえで脳に汗かけるほど考え続けるものに出会おう。 -
この本は森岡さんがUSJでやられたことを紹介している本。
一方でこれは森岡さんのUSJマーケティングの一部。すなわちこの本を出すことでUSJのプレファレンスを上げることを目的に書かれた本。ご本人がそう言っているので間違いない。