カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家 (ちくま新書) [Kindle]

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  • 若かりしマルクスの文学への傾倒など、父との関係など興味深く読むことができた。後半は資本論が中心でやや難しさを感じた。資本家のわがあとに洪水よ来たれ精神は今も同じだと思う。エコロジーやフェミニズムなど、従来にない観点に触れていたがかるく触れる感じ。マルクスの抜き出し勉強方法とかすごいと思ったし、興味の広さは見習いたい。

  • 読みやすい。資本論は何度も挫折したけれど、マルクスの生い立ちや当時の社会環境、その影響など背景を説明から、なのでこう考えるに至った、というのがすごく自然に読めた。

  • めちゃくちゃ良かった。マルクスの思想に自分と重なるものを感じつつ、経済学的な視点は難しそうで避けてきたところがあったのだけど、理解のとっかかりを作ってもらえた感じがする。おもしろかったーーー!!

  • 一回読むだけではよく理解できない。最初は分かっていたけれど、だんだん難しくなっていき、哲学者たちが登場してくるところはさっぱりだった。でも、カール・マルクスの人物像を少し知ることが出来た。

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著者プロフィール

佐々木隆治
立教大学経済学部教授
1974年生まれ。専門はマルクスの経済思想、社会思想。日本MEGA編集委員会編集委員。著書に『マルクスの物象化論[新版]――資本主義批判としての素材の思想』(堀之内出版、2021年)、『マルクス 資本論』(角川選書、2018年)、『カール・マルクス――「資本主義」と闘った社会思想家』(ちくま新書、2016年)など。

「2023年 『マルクス研究会年誌2022[第6号]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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