増補版　なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか？――日本人が知らない本当の世界経済の授業 [Kindle]

著者 : 松村嘉浩

• ダイヤモンド社 (2016年4月21日発売)

感想・レビュー・書評

[すーさんの感想 · 2020年6月21日]

今の世界の不安を経済学の観点を主に書かれた本。会話形式になっているので読みやすい。

・デジタル革命→少子化
・欲望の飽和
・賢者の石を使い果たし、今までの世界システムの限界
のため、今のまで当たり前だった成長はもう望めない。
成長しない新しい時代だから不安になる。

新しい社会のモデル=定常化社会
江戸時代の鎖国していた日本はこれだった。

[tamasaka_nariさんの感想 · 2016年9月14日]

Seminar No.1
これって、セカイノオワリの始まりなの?
Seminar No.2
アートとテロはコインの裏表?
Seminar No.3
カラスが増えたから殺します、けど人類は増えても増やします
Seminar No.4
テロは劇薬の副作用
Seminar No.5
このままでは麻薬の乱用で国家は破たんする

多数のマンガ作品やヒット曲、名著をヒントに、
マイナス金利
イスラム国と世界中のテロ事件
中国バブルの崩壊
アート作品の高騰
人工知能
少子高齢化
年金問題
アベノミクスの失敗
の全てが繋がり、理解できる!

[20160313さんの感想 · 2016年8月1日]

既得権益者の利益を確保するために、成長し続ける必要があること。その構造が、現在の行き詰まり感を作ってしまっていることと、それによるマネタイゼーションの危機。
ストーリー仕立てなので、分かりやすい。ただし、もっと周辺状況の学習は必要だと感じた。