- Amazon.co.jp ・電子書籍 (480ページ)
感想・レビュー・書評
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'24年1月29日、Amazon audibleで、聴き終えました。西尾維新さんの小説、初です。
メフィスト賞の受賞作で、本作がデビュー作だそうで…人気の作家さんですが、今まで未体験でした。
面白かったです!オッサンが読む小説ではないかも…ですが、凄く楽しめました!
登場人物が皆、濃いキャラで…セリフがちょっと独特で、ついていくのは途中迄大変でしたが…他の方のレビューを読むと、西尾さんの作品としては、かなり大人しいそうです。ビックリ!
でも、ミステリーとしても、十分楽しめました。
シリーズ物らしく…二作目も、いってみます!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よく名前を聞く作家さんだけど、今まで読んだことがなかったので手を出してみた。ラノベのような独特な文章に少し戸惑ったが、ミステリーとしてはとても面白かった。一度着地させた推理を、ひとつのとっかかりから更にどんでん返しさせられて驚いた。やはり名前を聞く作家さんは面白い。
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天才たちが孤島に集まって、なにやら事件に巻き込まれる、という展開はダンガンロンパを思わせます。というか、ダンガンロンパの方が後なのかぁ。それぞれのキャラクターが立っていて、面白く読むことができました。
ただその中で主人公というか、語り部の「いーちゃん」にどうも感情移入できなかったです。自分が天才ではないことに引け目を感じているようなのに、妙に出しゃばるところがどうなのかなぁ、という感じ。
あとは、なにやら思わせぶりな描写がずらずらと続くところがあって、それもやや興ざめなところはありました。それもこの作品の味と言えばそうなのかもしれないですが。
肝心のクビキリ死体の謎や、そこからのどんでん返しはかなり良かったです。まぁ、ちょっとやりすぎな感じがしないでもないですが。ほっとしたところに、ひょいひょいっと真相を立て続けに放り込まれて、本当に驚かされました。
主人公の過去に何があったのかなど、ぼかされたまま終わった謎もありますが、それらは続編で語られたりするのかな。そんな中で「いーちゃん」にも感情移入できるようになるかもしれない。
なんか文句も出ましたが、それなりに楽しめました。続編も手に入れましたので、近いうちに読みます。 -
ピア・サポーターズDさんのおすすめ本です。
「『物語シリーズ』、『忘却探偵シリーズ』でおなじみ西尾維新先生のデビュー作です。天才たちが集められる絶海の孤島「鴉の濡れ羽島」。天才の一人である玖渚友の付添人として訪れた主人公「戯言遣い」こと「ぼく」。そして発見される、密室現場と首なし死体。果たして「ぼく」と友は、真相を明かすことができるのかといった内容です。なぜ首切り死体だったのかなどの謎解き要素と圧倒的な表現力は、最後の最後まであなたを魅了し放しません。」
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACリンクは→https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00521568 -
キドナプキディングを読みたいので、改めて。
このときはまだ戯言遣いというよりは助手のような振る舞いで、初めて読んだときは「あれ?意外とオーソドックスな感じか?」なんて思った記憶がある。
先の展開とか最強シリーズとかを覚えていても、このシリーズの登場人物は少しも色褪せないで個性を主張していて、やっぱりこの世界観が自分は大好きなんだと再認識できました。
早くキドナプキディングで再会したいですね。 -
伏線回収すごいしラストは一気読み。
キャラがいいし言葉選びも面白く癖があってハマります! -
物語シリーズから入った身としては、ちゃんとミステリしてるなぁと思いながらAudibleで聴いてました。
あとメタ発言がないことにも。
ぶっ飛んでいて愛着がわく登場人物が会話しているのを聴くのは本当に楽しいです。西尾維新はAudibleに合いますね。