兎が二匹 2巻(完): バンチコミックス [Kindle]

著者 :
  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前ですが、ネットで話題になっていたのでセール時に購入。やっと読んだ。広島在住6年の身としては稲葉すずの広島弁が懐かしくも苦しくもあり。哀しいなあ。不老不死のお話としてはありがちなテーマですが。時間軸があっち行きこっち行きがうまく読者をのめり込ませたのかなあ。結論は描かないパターンでしたが、いつかどこかで宇佐見咲朗と巡り会えると信じていますよ。決してバッドエンドではないと信じて。しかし、広島つながりなのか「この世界の片隅に」も浦野すず(結婚して北条すず)と「すずちゃん」だったなあ、なんて。

  • 山うた『兎が二匹』全2巻
    読んだ。

    不老不死の女性と、恋した男。
    2人の人生の物語。

    不老不死を描くことで、限りある人生の尊さ儚さを問いかけてくる。
    辛い。えぐられるやつ。この辛さが良い。じつは好きなジャンル。



    ラストシーンの海の、広すぎることによる“途方もなさ”と“絶望感”、もしかしたらあるかもしれない“希望”は、そのまま主人公と重なってくる。巧い。


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    兎が二匹ってタイトル、ヤバくな〜い?(コギャル)
    語らずともタイトルで寂しさ演出してくるじゃん?
    人はひとりで生きられないって言ってきてるじゃん?

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