オービタル・クラウド 下 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 上下巻の2冊であったが、ちゃちゃっと読めた。楽しい、面白い。著者のストーリーはリアリティがあって、臨場感が半端ない。キャラも個性的でいい。もっと読んでみたい著者の一人。早川文庫は、他社の文庫と規格が微妙に違うのでカバーに苦労する。

  • 全体的には、なかなか面白かった。
    細かい技術的な描写は正確のようである。が、気になるところも結構見受けられる。
    例えば、EMPでスペーステザーを攻撃するところなんか、宇宙ホテルもやられてしまうだろうと思うのだが、なぜか生命維持装置は影響を受けなかったり。
    それはそうと、スペーステザーの原理がまったく理解できない。まあ、原理を理解しなくても本のストーリーの面白さは変わらないけど。

  • 数々の賞を取るに恥じない、一級のエンターテイメント
    読み終わるのが残念な気持ちになる
    後半ちょっと順調に行き過ぎてる気がして、もっと白石やジャムシェドに引っかきまわして欲しかった
    クライマックスは予定調和であり、詳細には書いてないが、だからこそ勝手に想像できて完全に頭の中に壮大なスケールの絵が描かれる

  • 【いわた書店選書】
    映像化したら面白くなりそうな話だった。

  • 一流は一流を知る。才能は正当に評価され、ふさわしい場を得る。胸がすくような痛快な物語。ですが物語に光があるなら闇もある。可哀想な立場の人がとことん可哀想なのが読んでて辛かった… 読んでる私は一流じゃないから、そっちに感情移入しちゃう。だからあの人が「自分は一流じゃない」って思い込みの殻を破って挑戦するところが見たかったな…

  • オービタル・クラウド 下 (ハヤカワ文庫JA)

  • ※上下巻同じコメントです

    日本のITベンチャーの若者2人が、世界、宇宙を舞台に活躍する話。

    宇宙で突然発生した謎の物体。
    米国、中国、北朝鮮など各国の思惑や、テロリスト、不安定な中東の情勢の中で、
    宇宙へ希望を追い求める者たちが繋がって、それぞれの信念を持って繰り広げるストーリーが面白かった。

    読む前はSF色が強いかと思いきや、昨今の国際情勢、IT技術などに基づき、リアルな世界観で書かれていた。

  • TBD

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著者プロフィール

藤井大洋:1971年鹿児島県奄美大島生まれ。小説家、SF作家。国際基督教大学中退。第18代日本SF作家クラブ会長。同クラブの社団法人化を牽引、SF振興に役立つ事業の実現に燃える。処女作『Gene Mapper』をセルフパブリッシングし、注目を集める。その後、早川書房より代表作『Gene Mapper -full build-』『オービタル・クラウド』(日本SF大賞受賞)等を出版。

「2019年 『AIが書いた小説は面白い?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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