きみを嫌いな奴はクズだよ 現代歌人シリーズ [Kindle]

  • 書肆侃侃房
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感想・レビュー・書評

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  • ◯風の午後『完全自殺マニュアル』の延滞者ふと返却に来る(116p)

  • 今まで、本棚から時々取り出してパッと開いたところを気まぐれに読んでました。が、ちゃんと全部1回読んでみた。お気に入りの歌を3つ。

    くらいくらいおなかのなかで目を閉じて母の思考の川を見ていた

    視聴者にこれは夢だと気付かれた夢の製作者は殺される

    木にキスをする少年の唇が木の唇の位置を定める


    木下龍也さんの歌は、ファンタジーのような、そういうものごとの見方があるのか!とびっくりするような素敵な発想の歌がたくさんあるなぁと思います。

  • おや。まさかの登録もれ。
    再読。

    表題の歌は素晴らしすぎて。
    他のもグサっとくるのが多い。
    とはいえ結局、目に留まるのは大体いつもと同じなよう。

    今度からブックマークで読んでいった方が濃度は濃そう。

  • 木下龍也節の効いた短歌の集大で楽しめました。

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著者プロフィール

一九八八年山口県生まれ。歌集は『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』(ともに書肆侃侃房)『あなたのための短歌集』『オールアラウンドユー』(ともにナナロク社)。その他、短歌入門書や共著歌集がある。

「2024年 『現代短歌パスポート3 おかえりはタックル号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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