比類なき翠玉 下 時間旅行者の系譜 (創元推理文庫) [Kindle]

  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 映画視聴後読んだ。
    フラグ回収、ポール・ルーシーとその子孫の扱い方、終わりのまとめ方、これら映画の方が良い。
    原作の終わらせ方に投げやり要素を感じてしまう。
    ポールとルーシーの補完が欲しくて原作に手を出したのだが、映画の方が補完していて、映画の健闘がわかる。

  • 三部作の最終巻。
    ちょっとした伏線を回収しつつ終盤へ。
    こんなものと言えばそうなんだけど、クロノグラフの謎も最後の敵もイマイチで盛り上がりに欠けた。イチャつきまくってたのに最後でてこねえし。つまらない話ではないけど続きはいいかな。三巻でちょうどいい。

  •  最後がジェットコースター気味。
     潔いといえばそうなんだけれど、続刊があっても不思議じゃないくらい問題が残っている。グウェンドリンとギデオンの寿命問題、ロバートとドクターのすれ違い?など。そこまで書いて欲しかった。
     お互いの想いを認め合ってからバカップル並にキスしまくってるのに笑った。そのくせ海外小説だからか、お互いをちょいちょい罵り合っているのがいい。
     ふと思ったのが、ジェイムズの問題。グウェンドリン達のおかげで不幸な死は避けられ幽霊にならなかった訳だが、タイムパラドックスはどうなっているのだろうか。彼に過去の出来事や彼自身について教わったからこそ救えたのに、救えたが故にその彼が幽霊になっていない。
     ミスター・バーナード、ミセス・バーナードのくだりは笑うよりも少し怖かった。笑

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