- Amazon.co.jp ・電子書籍 (245ページ)
感想・レビュー・書評
-
音声入力を活用した文章作成を解説した本。
音声入力の精度は格段に良くなり、現在では長文もかなり正確に入力できるようになっています。本書には音声入力がいかに知的作業に革新をもたらすのか、音声入力をどう活用するかが書かれています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
野口悠紀雄の本によって、常に仕事の方法がかわってきている。「超整理法」によって, 時間軸を用いて整理し、検索しやすくするということができた。ノートでの記録の問題は自分の書いたものを探し出すことができるかにあった。時系列のノートにも関わらずである。キイワードが検索できない。
結局、パソコンが登場することによって、キイワードで検索が可能となった。野口悠紀雄方式の整理法を継承している。
重要なのは、野口悠紀雄のアウトソーシングの考え方だった。ノートでもなく、ワードでもなくブログにどんどんアウトプットすることで、実に快適に探し出すことできるようになった。カテゴリー毎のブログを作ったからだ。それで多数のテーマの仕事をこなせるようになったのはブログのおかげでもある。
頭の中にあるいろんな言葉を文字化する作業は実に重要だ。音声入力でするとしたら、楽に入力できる。iPhoneでの音声入力について誤変換がかなり減っている。音声入力の単語登録ができるともっといいが。
メモとは、どんな時に取るのか?
①アイデアメモ;1)仕事のやり方 2)企画案の作成 3)新商品の開発 4)販売促進 5)新ビジネス ②文章の作成 ③忘備録 1)新聞や本などの新しい情報 2)買い物メモ 3)映画や街角で感じたことの感想。街角の場合は写真が多いが、写真に言葉が吹き込めれば、かなりいいのだが。4)会議のメモ、会議録。④作業メモ ⑤メールの下書き ⑥日記 ⑦To Do メモ
そういうものが積み重なって、①新しいアイデア ②新しい理論 ③定説や常識の見直しと新たな発見 ④問題を解決する ⑤新しい方法の開発。
本を読む→刺激→ブレインストーミングの発展 自分対話ができる。環境を変える→刺激→経験や知識になっていく。なるほど、頭の中にある文字をどんどん吐き出し、文字化できることで、頭の中を検索しやすくできるのだね。いいことだ。 -
この本を読んで、音声入力を始めた。本の通り入力そのものは非常に楽である。「正しい文章を話す」ことの難しさと重要性がわかった。久しぶりに読む価値あり、自分の行動を変えるきっかけとなった本。
-
育児中のすきま時間に効率よくアウトプットを行うためのヒントが得られた。
(備忘録)
・会議中に紙にメモを書いておき会議後に音声入力で議事録を作成する
・切羽詰まれば必ず何かのアイディアが出てくる
・一仕事終えのんびりしているときにはアイデアは出てこない
・メモを書く理由は備忘と集中力の支援
・アイディアの素はすでに自分の頭の中にあり、刺激によって関連付けされアイディアとして表出する
・音声入力によって自己対話が可能
・即時対応可能性と一覧性の2点においてデータより紙が優位
・音声入力はゆっくり話すより早く話した方が文書の正確性が上がる -
話すだけで文章が書けるというのは、音声で文字を打つということです。まだまだ使い物にならない技術かと思いきや、これが結構ちゃんと認識してくれるのです。
まだまだ不完全な部分はありますが、これからますます進化していくことで、現時点の不満も解消されていくでしょう。
あまりコンピュータに詳しくない方が多く読まれると思うので、もう少しアプリや音声での文字を入力することについての細かい説明が欲しかったところですが、新しいコンピュータの使い方を気付かせてくれる1冊です。 -
古い方法に慣れた人は、新しい方法が出てもすぐに移行しないし、なかなか出来ない。音声入力は私にとってまさにそんな技術。書く行為は捨てたくない。でも本を読んで場面によっては音声が便利かもしれないと思うようになった。読書中に浮かんだ感想やブログの下書きなら使えそう。ただ、人がいるところではまだ難しいかもしれない。手持ちのスマホで試したら長い文でも思いのほか正確に入力されて驚いた。ここまで来てるのか。
-
音声入力について、その方法と効果を語った本。
・文章作成で難しいのはスタートすること。音声入力は、この課題を解決するツール。
・音声入力で、頭の中を見えるかできる。プレゼンの準備にも効果的。