おれの料理が異世界を救う！　～エルフの奴隷になんてなりません～ (MF文庫J) [Kindle]

著者 : 越智文比古

• KADOKAWA (2016年5月25日発売)

感想・レビュー・書評

[かりおんさんの感想 · 2016年9月12日]

異世界召喚で料理バトルをする話．
本当はこういう例えってしたくないんだけど
「食戟のソーマ」的なラノベだと思うんだ．
何故って？
料理を食った後の女の子たちのリアクション
ってかイラストがいちいちエロい．
完全に挿絵の影響による問題なんだけど
料理を食う→女の子がなんかエロい感じになる
って流れがものすごく食戟のソーマ的なんだよな．

ストーリー？
読み終わった直ぐなのにあんまり印象にないんだけど
料理技術やレシピを独占している悪の料理人に対して
料理バトルを挑んで行く話．
だよね．
悪の料理人の大ボスが数年前に失踪した主人公の親父で，みたいな？
で，主人公の料理を食った女の子が須くエロくなる．

料理モノは文章力がモロに出ると思うんだよね．
どれだけ美味そうに描写できるか，的な．
更に異世界なんで○○（ニンジン）みたいな解説が出たりして．
そこはもう不思議現象の通訳がいい仕事をしている事にして
此方の世界で通じる名称で書いてもいいと思うんだよね．

まぁ，最終的には
料理を食ってエロくなった女の子イラストが持っていくんだから
細かいことを気にしてんじゃねぇって話なのかもしれないけども．

著者プロフィール

2014年第10回MF文庫Jライトノベル新人賞にて『Ｙ＜ヨグ＞の紋章師』で最優秀賞を受賞し、デビュー。

「2016年 『おれの料理が異世界を救う！ ～エルフの奴隷になんてなりません～』 で使われていた紹介文から引用しています。」