タイピスト! [DVD]

監督 : レジス・ロワンサル 
出演 : ロマン・デュリス  デボラ・フランソワ  ベレニス・ベジョ 
  • ポニーキャニオン (2016年8月17日発売)
3.44
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レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013058293

感想・レビュー・書評

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  • 2012年公開のフランス映画。

    時は1950年代後半のフランス。
    女性たちはまだ自分の意見を言えず自由に生きることができなかった男性優位の時代。
    そんな時代の中でも自立したいと願う一部の女性もいて、
    彼女たちが憧れるNo.1の職業は『秘書』だった。
    そして秘書と同じく最も高いステイタスが得られたのは、
    当時一大競技として人気だった『タイプライター早打ち大会』で勝つこと。
    父親が決めた好きでもない男との結婚を拒み、田舎町から出てきたローズ(デボラ・フランソワ)は、保険会社を経営するルイ(ロマン・デュリス)の秘書に応募。晴れて採用されたものの不器用なローズはドジを連発、たった一週間でクビを言い渡される。
    ショックを受けるローズに『ただし…タイプライター早打ち大会で勝ったら採用しよう』と、意外な提案を持ち掛けるルイ。ローズ唯一の才能である“タイプの早打ち”に惚れ込んだルイは、彼女と組んで世界大会で優勝するという野望を密かに抱いていたのだ。
    かくして鬼コーチと化したルイの特訓が始まった。
    スピードはあるが、1本指でしかタイプを打てないローズを10本指で打てるよう矯正し、難解な文学書のタイプ練習、ブラインドタッチ、元カノに頼んでのピアノレッスン、体力戦になった時のためのジョギング、心理戦の訓練…。
    果たしてローズは世界を獲れるのか。そして二人の恋の行方は…。



    これでもかというくらい潔い王道のラブロマンス(笑)
    そこに日本人が大好きなスポ根テイストを混ぜ併せたのが新しい。
    (汗とは無縁の綺麗で可愛い世界と
    汗の匂いのするスポ根という、いわば真逆のモノを上手くミックスしたところが斬新)

    ヒマつぶし程度に見始めたのだけど、映画好きならたまらない全編を彩る懐しのヒッチコック作品や古き良きビリー・ワイルダー作品のテイスト、
    タイプライターのカタカタと軽やかに鳴る音が心地好くて、
    ヒロインが挑むタイプライター大会での勝負と鬼コーチとの恋の行方にドキドキしっぱなしで(笑)、
    気づけばどっぷりハマってしまっていた。
    タイプの早打ち以外になんの取り柄もない田舎娘が、
    町から飛び出し世界に挑む様はいかにも漫画的で心躍らされたし、
    鬼コーチとの恋を絡めながらヒロインが強く逞しく成長していく姿は
    オードリーの名作『マイ・フェア・レディ』は勿論だけど、
    個人的には日本のスポ根漫画の金字塔である『エースをねらえ!』を彷彿とさせ、どこか懐かしい気分を覚えた。
    (特訓シーンは『ロッキー』や『ベストキッド』風でニンマリ)

    あと、キャストがみなハマり役で、特にヒロインのローズを演じたデボラ・フランソワがとにかくキュートの極み。
    (オードリー・ヘップバーンの往年の名作映画を観て役作りをした成果とのこと)

    仕事をすればドジで失敗ばかりなのだけど、いつも明るく勝ち気でへこたれない。
    日本で言えば綾瀬はるか的なドジっ子の可愛さと言えば分かってもらえるか(笑)

    嵐のようなスピードのタイピングシーンもスタント一切なしで、
    デボラは早打ちをマスターし撮影に挑んだとのこと。
    特にニューヨークを舞台に繰り広げられる世界大会でのクライマックスシーンは、本当によく出来ていて手に汗握る握る(笑)

    喧嘩のあと、部屋の近くで足音が聞こえるたびにルイが部屋に来た時を想定して
    ベッドの上で様々な小悪魔的ポーズをとる笑えるシーンや
    ルイの親兄弟たちの前で見せたルイとローズのダンスシーン、
    『タイピングはスポーツだ』と言ったローズのインタヴューに
    男性記者が鼻で笑い、勝ち気なローズが
    タイプライターをわざと股関にぶつけるシーン(笑)、
    そしてラスト、応援に駆けつけたルイの親友ボブに放った超絶キュートなウィンクシーン(笑)などなど、
    記憶に残る印象的なシーンが多いのも特筆すべき点かな。

    他にも、フレンチジャズや往年のハリウッドの名作映画を彷彿とさせる軽快な音楽の使い方も上手いし、
    レトロで可愛いタイプライター(後半ローズが使うピンク色のタイプライターは今でも普通に売れそう)や
    車や家具、カラフルな色使いの衣装や髪型、ネイルアートなど
    50年代カルチャー&ファッション満載でおしゃれ好きな女子なら、ド・ハマりすること請け合いです。
    (最近の映画には珍しく、やたらと煙草を吹かすシーンが出てくるのも、当時の世相を反映したのかな?)

    ラストの「アメリカ人はビジネスを、フランス人は愛を」のセリフが言い得て妙でニンマリ。

    ドジで失敗ばかりのヒロインが
    才能を見いだされ世界へと羽ばたいていくストーリーは
    同じ思いを持つ悩める女性(男性)たちに勇気を与えるだろうし、
    ありがちながら、才能の磨き方や努力の大切さをあらためて考えるきっかけになった。

    日々の仕事に追われ元気を貰いたい人(日曜日の夜に観ると月曜から頑張れるかも笑)、
    ラブコメやフランス映画に苦手意識のある人、
    レトロファッションやオシャレな映画に目がない人、
    『あしたのジョー』『エースをねらえ!』『ロッキー』『ベストキッド』などの作品が好きな人、
    50~60年代の恋愛映画や往年のスクリューボールコメディが好きな人に特にオススメ。


    映画『タイピスト!』予告編

    https://youtu.be/dknfsRq48Bo

  • 可愛くて良かった~!
    話も良かったし、主人公が可愛くかつ服装がお洒落でとっても良かった。

    秘書の仕事に就こうと田舎から面接に向かうも、落とされそうになり慌ててタイピングの腕前を披露する。
    一本指で猛スピードで作る書類を前に、思わず採用するが実際秘書としては使えない…
    タイピングの腕は一流なのだからとタイピング選手権に出させてみるが予選敗退。
    そこから1位を目指して、選手とトレーナーとしての生活が始まる…というもの。

    一本指でガンガン打っていくのも爽快で見物だった。
    後からウィキで見るとタイピングシーンも全部主人公が演じていて、早送り等もしてないらしくて凄い技術!
    今や10本指に慣れてるけど、一本指で同じように打てるかな?と考えてしまった。

    タイピング大会が全て女性だけだったけど、当時はそうだったのか演出なのか気になる。
    あと見本はいつもそのまま?で紙は何度も換えてるけど同じ文章を繰り返し打ってるのかな…?

    フランス大会での主人公の、水色のワンピース?ドレス?が凄く可愛くて素敵だったなぁ。

  • かわいい

  • 50年代ファッションや髪型、ポップな色使いや
    小物や音楽。
    画的にかなりの女子のハートを掴んだに違いない!
    ドジでのろまな亀が鬼教官にしごかれて一人前に
    なる話って昔どっかで見たことあるけど、
    ちょうどあんな感じだろうか。

    レトロでキュートな背景にスポ根混ぜてロマンチックを
    ちょっとふりかけたって感じ?
    ローズは一体どうなりたかったのだろう?っていう
    疑問 は少々残ったりするのだけれどやっぱりね、
    フランス人は恋してなんぼ!なんだわ。
    楽しくて、明るくて、ハッピーで可愛い映画です。  

  • デボラ・フランソワとベレニス・ベジョが可愛い。
    王道のフランス映画。

  • 田舎から出てきた娘が、タイプの早打ちの才能を見出され、世界チャンピオンになるというサクセスストリー。お洒落で爽やかに仕上がっているのは、フランス映画だからなのか。でもフランス映画には珍しくハッピーエンドだった。

  • 男女の恋愛がまさにフランスらしいフランス映画.

  • 請求記号:14D018(館内視聴のみ)

  • アマゾンプライムで鑑賞。
    絶対女の子好きなやつやん、とこのジャケットが言ってますがその通りでした。
    フランス版マリーアントワネットみたいな。
    (世界観は全く違います)

    世間ではセクハラのミートゥーが叫ばれてる中、
    上司がたとえヤラシイ意味でないとしても
    イキナリ指とか肩とか触ってきたら(そんなシーンがあるんです)絶対セクハラで訴えられるやろ…私も無理っす…
    と個人的にはそのシーンが気になってしまいました。

    でもそれ以外は洋服も映像の撮り方も可愛いし
    ストーリーもそこそこ面白くて満足です。

  • まわりまわって結局結ばれる

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