ゴールドフィンチ 1 [Kindle]

  • 河出書房新社
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (339ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4巻もあるのか、と少々不安になりながら読みはじめたとたん、夢中。久々に、我を忘れて読む、という感じ。ものすごく引き込まれる。おもしろい!
    すごく緻密にリアルに細部が語られるのに、ファンタジーっぽさがあって。「物語」というような。なんでだか、子どものころ、たとえば「小公女」とかその手の外国の話を夢中で読んでいるときの感じがする。外国の上流社会とか古い物とか出てくるし、子ども(少年)が主人公だから?? 

    ニューヨークの街が描かれているところもすごく好き。

    ドナ・タートを知ったのは、村上春樹がエッセイかなんかで、読んでいる、とか、おもしろい、とか書いていたからなんだけど、村上さんが好むのがわかるような。比喩とか、村上さんぽさを感じるような。これはでも訳文が村上さんぽいということか。村上さんは英文で読んだんだろうけど。

    とにかく夢中で2に進みます。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

63年、ミシシッピ州生まれ。92年の処女作『シークレット・ヒストリー』でデビュー、世界的ベストセラーに。3作目の本書で2014年、ピューリツァー賞(フィクション部門)受賞、『タイム』誌「最も影響力のある100人」に選出。

「2016年 『ゴールドフィンチ 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ドナ・タートの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×