Q思考 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • イノベーションを牽引するのは「答え」ではなく、本質的な「美しい問い」であるー。
    では、美しい問いとはなにか。
    なぜ、我々は問いではなく答えを求めてしまうのか。
    幼い頃は誰しもが質問魔だっただろう、それがいつの間にか口をつぐみ質問することをやめてしまう。
    なぜそうなってしまうのか、どのようにしてそこから脱却すればよいのか。

    そういった問いに対してのヒントがこの本には詰まっている。
    「答え」を探そうとするのではなく、ぜひ疑問をもちながら本書を読み進めてほしい。
    質問することに気後れを感じてしまう人にはうってつけの一冊。

  • 質問で、本質を掴む考え方、ただ、実例をもとにした話が多く、即まねをしたらできるような内容はあまりなかった。あと、有名な話が多いのか、セールスフォースや発展途上国での投資の話など、他の本で読んだことがあるような気がした。
    ちょっと意外だったのは、小学校などで知識の詰め込み教育になっているという部分で、イメージとしては、日本はそうだが、アメリカはそうじゃないって思っていたので、結局同じなんだとは思った。
    ちょっと実践的でやってみてもいいかもと思ったのは以下
    ・相手になぜなのか?をもう一度説明してと言う
    →これを繰り返すことで相手が余計な枝葉を省き、中心的なアイデアに整理する
    ・子供に本を読むだけでなく、そこに書かれていることを疑うことを教えよ
    ・どうすればできそうか?という問い。
    ・部外者の価値は、内部の人が当たり前と思ていることを質問し、内部の人もそこに疑問をモテるようにする
    ・自分を表す一文を考える

  • Poser des questions est avancer nos pensees et nous offifir nouvelles conaissances.

  • イノベーションを起こすイノベーターたちの思考方法である「Q思考」について述べた本。背景から理論、実践までをしっかりと書き綴った良書。

  • 書いてあることはシンプルで子供のような疑問を持ち、正しい質問をし続けることの大切さです。そのフレームワークとして「なぜ~」「もし~だったら」「どうしたら~」と3つの質問が紹介されています。

  • 問いを自ら出すからこそ自分ごとになっていくということを理解しつつも
    教師には「クラスで質問する権利を独占する傾向」があるとのこと。
    その裏には統制を取り、秩序を保ちたいという欲求があること。
    それはリーダーとしてめちゃくちゃ在り方を考えさせられた。
    また、自分が今何の問いに答えようとしているのかを考えること(常に明確にしておくこと)が
    組織として結果を生み出すために大事だなと思った。

  • 意識の高い自己啓発本の類ではあるけれども、現状に悩んでいる時には役に立つ前向きな内容。
    しばしば登場する元MITメディアラボの伊藤穰一氏といえばデジタル庁発足時にデジタル監として名前が上がったもののエプスタイン氏から資金提供を受けていたことで急遽中止になった人ですね。一応有識者としては残ったようですが。
    本にある素晴らしい発想法をそのまま日本のデジタル化で生かしてくれればよいですけどね。

  • 質問する力が多くの思考を生み出す、といった主旨の本。海外の本でありがちなように、事例が多く取り上げられているが、そこからどういったことを読み取ればいいかがわかりにくく、実際の行動に移しづらいと感じた。

  • 美しいを問いを生み出す3つのアプローチ(サイクル) なぜ?/もし〜だったら?/どうすれば? ブレストよりもQを出す「Qスト」の方が効果的。テーマに対して50以上出すべし。25個が壁。ベストアイデアよりベストクエスチョンを目指せ。 よいHow might we?のコツ、視野を外(例:顧客視点)、広すぎず狭すぎずのスイートスポットを探る

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