中東から世界が崩れる イランの復活、サウジアラビアの変貌 (NHK出版新書) [Kindle]
- NHK出版 (2016年6月11日発売)
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感想 : 20件
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感想・レビュー・書評
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少し前の本だが、中東の問題点がよくわかった。
イランがなぜシーア派なのか、については著者の持論は以前の王朝がシーア派の王朝だったからという理解が簡単だと言っているが、やはり、アラブ人と一緒は嫌だという民族主義だと思う。
民族主義というのはいつの時代も変わらないのだから。 -
中東での紛争というと、宗教がらみを連想しがちだ。無論間違いではないのだが、経済という視点も重要である。アメリカとの交流が復活して、アラブの大国となりそうなイランや、産油国であるサウジアラビアの話など、新しい気付きを与えてくれた本である。今度はもう少し専門書的な内容を読みたくなった。
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ニュースを見ているだけではわからない歴史や背景を学べる本です。