零崎曲識の人間人間 (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.80
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (310ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【再読】
    人間シリーズの中でも特によく覚えてない作品で、最後あ曲識死ぬんだっけ!?と思った。
    曲識のキャラクターがかなり好きだった。戯言シリーズ/人間シリーズってけっこうアッパー的な変人が多くて、ダウナー系は本格的な異常性癖者とかあまり好きになれない敵役(呪い名とか)が多かった中、かなり新鮮な性格と能力。
    人間シリーズの3作を振り返ってみると、三兄弟にはそれぞれ想い人がいて、殺人鬼のバトルが続く割に話の軸が案外らぶこめいていたことに気づいた。人間ノックと人間人間は言わずもがな、人間試験でもシスコンの双識→伊織ちゃんの図式が出来上がっていた。
    殺人鬼を主人公に据える上で人間味を持たせるという物語制作上の都合なのかもしれないけど、人間シリーズは全体として恋愛が裏テーマにあるのかもしれないと思った。
    そういえば最強シリーズも「人類最強のときめき」だの「初恋」だの「純愛」だのストレートな恋愛タイトル、戯言シリーズも結局いーちゃんと友がくっつく物語だし、西尾維新はずっと恋愛が大好き。

  • 西尾維新好きじゃないけどラストフルラストに乗せられてしまって悔しい

  • 読み返し。戯言・人間シリーズの中でもかなり好きな方の1冊だなと改めて思う。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾維新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×