- Amazon.co.jp ・電子書籍 (141ページ)
感想・レビュー・書評
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食へなさりげないこだわりがダンディでかっこよさがある。昨今何かと世間的に表現に気を使う中、1988年出版ということでかえって新鮮というか当時の一つの男の価値観にも触れる。
詩的でダンディな語り口の余韻が心地よい。
もし、思い出を語りたくなったときは、グラスのなかに語るがいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分でも料理をする著者が、世界各国の料理を食べながら様々な感想を書きつつ、そのレシピを紹介するといった内容の本ですね。
出てくる専門用語が割と多いので、久しぶりに色々と調べながら本を読んだ次第。著者の博識の高さがうかがえます。あと、出てくる料理がどれも美味しそうで、こんな料理を食べつつ世界を旅行できたら幸せなんだろうなぁ、とそんな事を感じた1冊ですね。
あと、若干ですが、男尊女卑的な文章があるのは気になりましたが、著者の年齢や書かれた時代を考えると、致し方ない側面はあるかな、と思ったりもしますが、その点だけはマイナスかな。
ともあれ、良い意味で格調高い食エッセイが読みたい人にはオススメですかね。 -
敬愛するTakramの渡邉康太郎さんがPodcast「超相対性理論」にてお勧めされていたので読んでみたけど、残念ながら自分にはエッセイというものが根本的に合っていないんだなということが分かりました…(何を楽しめばよいか分からず20%ぐらいで読むのをやめてしまった