BRUTUS(ブルータス) 2016年 9/1 号[こんにちは、星野道夫。]
- マガジンハウス (2016年8月16日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910277510965
感想・レビュー・書評
-
星野道夫の特集が見たくて図書館で借りた。星野さんの写真や本から沢山の抜粋がされており読み応えあり。写真も見開きで大きく印刷されたものも多数あり、見ごたえたっぷり。さん、さん、…星野さんと関わってきた様々な人の記事やエピソードも多数。養老孟司さんの記事が特に胸に響くものがあった。ドキッとした。ことば、伝えること、多様性…。
養老さんのことばについての記述が、『木のいのち 木のこころ 地』の小川さんのことばとリンクした。
p70.71にまたがる雪を枕に仰向けに寝そべるホッキョクグマの写真、どこかで見かけてまた見たい!と思っていた写真だった!また出会えて感動!どの写真集にのっているんだろう、、、。バックナンバーでこの号手に入れたいところだけど、出版社HPでは返品待ちの状況で注文できず。。2017/1/11
◆引用
・「人には伝えられないこと」に人生があるのか、それとも「人に伝えられること」に人生があるのか。(中略)TwitterだFacebookだLINEだと、それびかりやってる人は伝達可能性だけを追求している。しかも情報化されたものはすでに「過去」なんです。過去にとらわれてしまうとたった今の人生がなくなってしまう。そんなことばっかりやってると生きそびれますよ…p63 養老孟司
・まさかこんなことが人に伝えられるよつなものになり得るとは思わなかった、というように言葉が使われるのが本当の言葉の創造性です。…p63 養老孟司
・「寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。 離れていることが、人と人とを近づけるんだ」まるで語りかけるように綴られた 何もない大地の豊かな物語が、 新たな友人を極北の世界へと誘うのだ。…p98詳細をみるコメント0件をすべて表示