パラークシの記憶 (河出文庫) [Kindle]

  • 河出書房新社
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感想・レビュー・書評

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  • SFミステリで面白く読めました。

    しかし、ミステリ部分の種明かしがもう一捻り欲しかった印象です。
    主軸はミステリではなく前作のロリンが助けてくれる理由なのかな?と思いました。

    前作のフリ
    ・大凍期はロリンがコールドスリープで助けてくれる

    起 
    ・先人の記憶を継げる(設定描写)
    ・農業が不作なので漁をする村に助けを乞う
    ・チャームと出会う
    ・自分を殺そうとする者の存在
    ・父が殺される


    ・犯人を決めつけ,糾弾するが上手くいかない
    ・車にガソリンではなく水が入っており,またも殺されそうになっていることに気づく
    ・ロリンはキキホワホワという宇宙人の一種
    ・自分の村の人間でも殺せるということに気づく
    ・叔父に殺されそうになる
    ・叔父が犯人なのでは?と思う


    ・星夢で叔父が記憶を持たないことを知る
    ・寒さが厳しくなる
    ・地球人に助けを求めるが地球人は撤退する
    ・星夢でパラークシが鍵だと気づく
    ・叔父が宗教的なことしか言わないのにリーダーの座に居座り、このままだと全員滅びる
    ・星夢でロリンのコールドスリープに気づく


    ・犯人は叔父だった。カフらが証拠を持っていて告発
    ・叔父失脚
    ・スティルク人はキキホワホワの一種
    ・キキホワホワが住みやすい星にするために活動するように設計されていた
    ・ロリンのコールドスリープで大凍期を乗り越える

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著者プロフィール

1932年、英国バーミンガム生まれ。SF作家。72年にカナダのブリティッシュコロンビア州に移住。『ブロントメク!』で英国SF協会賞受賞。2005年没。著書に『ハローサマー、グッドバイ』『カリスマ』他。

「2016年 『ブロントメク!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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