さよならインターネット まもなく消えるその「輪郭」について (中公新書ラクレ) [Kindle]
- 中央公論新社 (2016年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (206ページ)
感想・レビュー・書評
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インターネットが空気のように普通に存在する現代で、自分の輪郭を取り戻すための本。読みやすく、押し付けがましくなく、でも、誰もが意識すべき内容。
インターネットに輪郭という言葉を持ってきた所に興味を惹かれ読みました。
家入さんのことは、選挙に出た変わった人、くらいしかイメージなかったけど、文章から非常に好感を持ちました。
誰にでも進められる良書です。
買う価値あるよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インターネットは「自由」という輪郭を持っていた。しかしIoTを中心に、その輪郭は失われていきつつある...というのが骨子。SNSやニュースアプリ、ゲームなどでインターネットは閉ざされたツールになっていき、自由の輪郭、つながる輪郭は狭くなっている。
押し付けがましくない家入本らしい読みやすさはあるけれど、思想性が非常に高い本なので、ネットについて本気で考えるor考えた人以外は楽しめないかも。 -
インターネットがIoTで輪郭をなくす時代。
例えばスマート家電。スマート家電で料理を作れば、ビックデータで情報が集められ、どんな料理が今人気なのかが導き出されるようになった。 -
糸井重里のインターネット的と合わせて読みたい。
次のインターネットを考えるために読んでおきたい。 -
輪郭への着眼点は好み、未来も語ってくれたら尚良
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分断と偶然によるつながりについて、意識しながら生活していきたい。