サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 [Kindle]

制作 : 柴田裕之 
  • 河出書房新社
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レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (585ページ)

感想・レビュー・書評

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  • サピエンス全史読んだ。上巻最高。
    上巻:人類を科学・考古学的アプローチで掘り下げる。「何故、ホモ・サピエンスが生物の頂点に立ったのか」を明らかに。「人類は小麦の奴隷」「農業が未来志向を作った」「言語ネットワーク最強」「妄想と強欲がヨーロッパを大国にした」とか、脳汁ブシャー
    下巻:ほぼ近代史を読まされてる感覚。飽きた。
    →つまり、上巻おすすめ。

  • 我々ホモ・サピエンスの歴史、これからを分かりやすく記述している。これを読んで既成概念、先入観等がガラッと変化した稀有な一冊と思う。

    認知革命、農業革命、科学革命を経て現在の私たちの時代がある。その現在も大いなる進化の流れの中の一部分であるという視点を持たせてくれる。我々の進化と意識されることの少ないその陰に存在する多大な罪。

    まさに必読の書と思う。電子書籍で読んだが、やはり紙ベースで手元に置いておきたいと思った一冊。

  • この書籍には多くの論点が書かれていますが、この時期に読んでみて気になったのは、やはり貨幣についての箇所。
    先般の事件はともかく、最近、話題にあがることの多い仮想通貨ですが、先日の学びの機会やニュースサイト記事を読む中、過去にあった金本位制との類似点が複数あることに気づきました。
    そして本の全体を読み終えて感じたのは、その類似点は、サピエンスてしての進化と統合分化の歴史に由来するものであること。
    金本位制は歴史上では、失敗した過去の通貨制度と認識されているかもしれませんが、その失敗の本質を考えていけば、現在の仮想通貨の将来性や、それを決定する複数の関係者による行動結果の当たり付けも、想像できるかもしれません。

    私は、通貨が持つ「時間や場所を含め、極めて多様なモノやコトの価値を、平等に一元的に測定する」という機能を重視しているのですが、その機能が成立してきた過程を通じ、サピエンスが歩んできた道のりが垣間見えた感覚がありました。

    以下、引用です。
    「貨幣は簡単に、しかも安価に、富を他のものに換えたり保存したり運んだりできるので、複雑な商業ネットワークと活発な市場の出現に決定的な貢献をした。貨幣なしでは、商業ネットワークと市場は、規模も複雑さも活力も、非常に限られたままになっていただろう。
    (中略)
    タカラガイの貝殻もドルも私たちが共有する想像の中でしか価値を持っていない。その価値は、貝殻や紙の化学構造や色、形には本来備わっていない。つまり、貨幣は物質的現実ではなく、心理的概念なのだ。貨幣は物質を心に転換することで機能する。」

  • 「サピエンス全史 上・下」の合本版.

    なぜホモ・サピエンスだけが繁栄したのか?国家、貨幣、企業…虚構が文明をもたらした

  • 認知革命、農業革命、科学革命など触れながら人間がホモ・サピエンスとしてどうやって繁栄できたかを知ることができる本。
    グローバルを支配している資本主義や、今後人類が超ホモ・サピエンスとして生きるボディハッキングの一面まで触れられていた。必読本。

  • 最近読んだ本の中で最も衝撃を受けた秀作。今までの世の中の進歩・発展を極めて冷静かつ第三者(人間とその他生き物を平等に扱っている、という意味)的に分析しており、正に目から鱗。当たり前でもあるのだが、自分自身、今まで全てを人間中心に考えて来たことに驚かされる。また、歴史は必然ではなく、こうなって来たに過ぎないことも。
    この本を読んで、今まで絶対的というか、疑問に思うことなく受け入れてきたことが、相対化し、改めてゼロから考える機会となった。
    人間の「強さの源泉」も認識した。個々の人間は、大した力を持っていない。むしろ、多くの生き物に劣後している点が多々ある。しかし、抽象的な概念の基で他の多くの人と協働・団結することで、凄い力を発揮する。
    世の中の進歩に人間自身の能力がついていけていないことに危惧を覚える。人はもっと謙虚にならないといけないように思う。
    多くの人、特に政治家含むリーダーに読んでほしい一冊。

  • やっと読み終わった。長かったが7万年分の歴史が詰まった本と思えばかなり凝縮されていて読みやすかった。狩猟してる時代からどんな生活だったのか覗き見たり人類の進化の過程を見ることができて面白かった。特に下巻は速いスピードで人間がどんどん新しいものを生み出していくのが見えてワクワクする。人間の人生80年ぐらいの視野で生きてきたけど、壮大なスケールで俯瞰的に人間の暮らしの変化を見られた。良い本だったので近いうちに読み返そう。

  • めっさおもろかったす。
    自分は俯瞰力に長けてると自負してたが、凌駕された。
    人類史の観点から俯瞰されたらかないまへんわ。

    しかしあくまで「人類史の観点」から見ているに過ぎないので、妄信的にならないように気を付けたい。

    源泉から辿ることで物事の理解は何層も深まることを実感。
    とくに下巻19章の幸福に関する考察は感動した。

  • 個人的には上巻は面白かったけど、下巻になってかなりトーンダウン&ペースダウン。サピエンス全史という意味では下巻も非常に意味はあると思うのだけど、どうにもくどい印象でした。

  • 人類がいかに、想像力を頼りに生き抜いてきたかがわかる。そしてそれによって生み出された悲劇も。

    目から落ちた鱗の数がいちばん多かった本。

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著者プロフィール

ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)
1976年生まれのイスラエル人歴史学者。専門は世界史とマクロ・ヒストリー。
オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して博士号を取得し、エルサレムのヘブライ大学歴史学部で終身雇用教授として歴史学を教える。軍事史や中世騎士文化についての著書がある。オンライン上での無料講義も行ない、多くの受講者を獲得している。
著書『サピエンス全史』は世界的なベストセラーとなった。2015年にヘブライ語で"Homo Deus: A Brief History of Tomorrow"を出版。その翻訳書『ホモ・デウス』が2018年9月に刊行される。

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