校閲ガール (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.40
  • (5)
  • (14)
  • (24)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 148
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (179ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ガール、なるほど軽く読もう〜
    最近は手当たり次第、なりふり構わず、
    くるもの拒まずーみたいな読書。

    二週間で10冊借りて、
    一ヶ月15〜20冊読んでいく身としては、
    ホント手あたり次第。厚いものもあれば〜ほとんどあついかな。
    意外と面白かった。会話がいい、
    一人ツッコミみたいな。
    ブグログの皆さんだったら同じでしょうけど
    間違い気づくよね「文章や、漢字、かなとか」

    そうだもっと早く校閲に進めばよかったかも。
    できるできないは二の次で
    やりたい仕事なんて、今頃気づくの遅い!そう思うくらいがいいのかもね。
    イケメン好きで、
    お洒落で
    悩みを抱えて、単純に面白い。

    校閲ガールアラモード
    同じくトルネードとあるがそこまで読むかは?
    とにかく言いたい放題、(自分)お許しを。


  • 数年前のTVドラマは楽しく観させていただいた。今回、Kindleで読み放題になっていたのを知ったので、読んでみた。ちょっと石原さとみのイメージが強すぎて、ほかのキャラともどもTVのイメージに引きずられすぎて小説の方はイマイチ……。多分、こちらを先に読んでいたら逆の感想になっていたかも。

  • 憧れのファッション誌の編集者を夢見て出版社に就職した河野悦子。
    しかし「名前がそれっぽい」という理由で(笑)、配属されたのは校閲部だった。
    校閲の仕事とは、原稿に誤りがないか確かめること。
    入社して2年目、苦手な文芸書の仕事に向かい合う日々。

    第一話では悦子が「エロミス作家(エロ描写多めのミステリを書く作家)」と呼ぶ本郷の作品を校閲し、不思議な疑問点を見つけ出す。
    登場人物たちの移動にかかる時間がなぜか異常に長いのだ。
    校閲者ならではの発見だし、校閲者を主人公とするからこそのミステリだと思う。

    第二話に登場するのは、純文学のイケメン作家、是枝是之。
    悦子の片思いが発動し、ロマンスの予感。

    第三話ではセレブ御用達のデザイナー、フロイライン登紀子のファッションエッセイの校閲をする悦子。
    かつて憧れだったそのエッセイに、悦子は時代に合っていないという違和感を覚える。
    (そしてそれを指摘し、デザイナーにキレられる)

    第四話では再び、本郷が登場。
    本郷の妻が失踪し、悦子は担当者から無理やり駆り出される。

    主人公が校閲者という部分にオリジナリティが見られるものの、基本はわりとどこにでもあるお仕事小説。
    (日常の謎あり、恋愛あり、と内容はバラエティに富んでいるが)

    だが、語り口が抜群に巧い。
    個性的なキャラクターが活き活きと動き、物語を彩っている。
    ものすごい変わり者の登場人物がいるわけではなく、そのセリフ、行動、思考を軽やかな文章で鮮やかに描いているから個性的に見えるのだ。
    ストーリー的には平凡でも、文章次第で面白く読めるというのが小説の魅力だと思う。
    (そういう意味では、石原さとみさん主演のドラマはたぶん面白くなかっただろうなあ。観てないけど)

  • この一冊、なんだか読み応えがすごい!お仕事小説のつもりで読み始めたけど、各話いろんな要素満載で本当に色々な顔してて。それでいてしっかり一冊としてまとまっていて。
    楽しかった。次も楽しみ。

  • 文句なし!読んでいて楽しい!!
    はじめの数行で心を掴まれた体験。そのまま、するっと読めた。終わり方もいい。

    仕事上、校正/校閲に関わることになって、この本を手に取った。結果、「校正/校閲とはなんぞや」はどこかに行ってしまい、ただただ作品を楽しめて愛せた。

    かしこまった文章ではなく、現代にマッチしたゆるやかな文章で、こういう本(自己表現)が存在しても良いんだという新しい発見がありました。主人公の設定も詳細まで決められていて、みんなが愛らしい。

  • ドラマは見ていない。やはり校閲というのは大変な仕事だなぁと思う。映画とかではシーンが変わったとき車の傷が違うとか身に着けている小物が変わっているとかあるあるなのに、小説等では少なく、作者さん、よくメモを取りながら見ながら仕事しているのねと感心していたが、校閲担当の仕事が素晴らしいのね。登場人物もみな生き生き。藤岩好きかも。本郷夫婦の失踪もしっかりミステリーだな。電書の解説が角田光代氏だったのもびっくり。

  • ドラマを先に見ていたので、登場人物全員がドラマキャストで脳内再生される(笑)
    明るくパワフルで、元気の出る物語でした。主人公の毒舌が好き。
    ファッションブランドが架空のものでなく実名だったり、主人公のファッションに対するこだわりが仔細に書かれていて、現実感があって良かった。

    宮木あや子さん初読みは『雨の塔』だったので、その静謐で繊細な雰囲気とのギャップにびっくりした。
    角田光代さんが解説で「宮木あや子さんは、小説という場において、ものすごく衣裳持ちなのではないか。」と仰っていて納得。
    宮木さんの他の本を読むのも今からとても楽しみ。

  • 面白かったなあ。TVで「校閲ガール」が始まったから読んでみようかと思ったが、出版社の内側の話、それも普通は見えない校閲部の様子が覗ける。各章で小説内小説を河野悦子が校閲する。作者もそれぞれとても違う内容の小説を書いている。エロティク・ミステリー、エッセー、時代小説、純文学、と文体も分野も違う。校閲者って、作者がうっかりして青いシャツを主人公に着せて、着替えもせずに緑のシャツと書いたら、決して見逃さない人々だそうだ。

  • 読みやすい作品。
    ドラマよりも丁寧で好き。
    出版社はいつまでも私の憧れの世界だな。

  • 似たような仕事してるから苦労は理解できる。ドラマは未観。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年神奈川県生れ。2006年『花宵道中』で第5回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞と読者賞をW受賞しデビュー。著書に『憧憬☆カトマンズ』『帝国の女』『砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子』『手のひらの楽園』など。繊細で叙情性あふれる作風と、女性の本音をあけすけに吐露する明るく突き抜けた作風の両方を巧みに駆使する注目作家。13年『セレモニー黒真珠』で第9回酒飲み書店員大賞を受賞。14年『花宵道中』が安達祐実主演で映画化。16年『校閲ガール』が石原さとみ主演で連ドラ化。

「2020年 『CAボーイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮木あや子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮下奈都
恩田 陸
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×