仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方 [Kindle]
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2016年8月12日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (242ページ)
感想・レビュー・書評
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ミスを絶対なくすことは出来ない、それを理解することがミスをなくすための唯一の手段とな。
文章が分かりやく、読み物としても面白かった。
自分がこれまでに無意識に出来ていたこと・出来ていなかったことを客観的に振り返り、改めて考え直す良い機会になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初めて職場の新人教育を担当することになり、
「新人の頃ミスだらけでダメダメだった自分が新人なんて育てられるのだろうか?」
「そもそも周りの人はミスが少ないのはなぜだろうか?」
そんな疑問から手に取った本です。
この本で特に印象に残ったのは
・人間は忘れる生き物である
・忘れないための努力より、忘れることを前提とした習慣や仕組みが大事
このふたつ。
記憶力があまり良くない自分にとっては目からうろこでした。そうか覚えようとするから忘れるんだと。
30歳をすぎて記憶力自体も落ちてきた気がするし、仕事で目に入ってくる情報の量は増える一方。そんなこれからを生き抜くための、答えの一つをこの本から手に入れられたと思います。新社会人よりは、社会人歴数年のある程度失敗を経験した人向けの内容かな。
新人に対しては、忘れることを前提にした指導に舵きりしたおかげで、少なくとも「口頭で一回しか説明しないくせに聞いたら怒る」みたいな面倒臭い上司にはならずに済んだはず…。 -
まあまあ
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ミスをなくすにはワーキングメモリーを開放することが大事であることがわかった。
注意の方向性を変えたり、チェックリストなどの道具を使うことでミスを防ぐことができる。 -
なるほど「ワーキングメモリ」が肝なんですね。
自分はまさに悪い見本のようなことしていました。 -
脳の特性とその弱点を知ることで、ミスを起こしやすい人の脳を疑い、ミスの対策をしよう、という本。
職場で「ミスをどうやって防ぐか?」というトピックがホットだったところに、この本がKindle日替わりセール対象となっていたので、「ナイスタイミング!」と思い読んでみました。
この本では仕事のミスの種類を「メモリーミス」「アテンションミス」「コミュニケーションミス」「ジャッジメントミス」の4つにわけ、それぞれのミスが起こるメカニズムと、ミスを防ぐ基本対策が解説されていす。
この本で一番心に残ったのは、「意識の矢印を相手の記憶に向ける」ということ。このことは、「ミス対策」ということにとどまらず、日ごろの、人とのコミュニケーションなどにも応用できる事柄だと思った。
タイトルから察するに、この本の想定読者はビジネスマンなのだと思うけど、仕事に限らず、日常の判断やコミュニケーションにも有用な本だと思いました。 -
アウトプットすることで、ワーキングメモリーを解放できる。
アウトプットには、メモを取る、未完了のことを完了させる、自動化させ考える必要性を失くす、などがある。
そしてその空いた領域で、深く考え判断する、いい仕事をすることができる。 -
初めて出会った時に、以下に繰り返し名前を呼べるかがポイント
法律資格の勉強してた時、結構な数の条文や判例を短期間で覚えたくて、記憶に関する本を結構読みました。また、ボイスレコーダーにそれらの文章を取り込んで、どこに行っても聞いて、果ては睡眠学習なるものも試そうと思って、それを聞きながら寝たこともあります。
あれから10年弱、その時必死になって覚えた内容は綺麗サッパリ記憶から消えています。こんなものですかね。
最近では、読んだ本の内容を覚えてたくて、こんな風に書評というか、本に関連する内容を書いて、何とか記憶に残らないか試しています。今のところ、覚えているぞ、という実感はありません。
そもそも、内容をそこそこな量で覚えようとする願いがお門違いなのか、覚えることにあまり意味がないのか、記憶に残るほど真剣に読めてないのか、わかりません。何事も繰り返しだろう、ということで、気になった本は複数回読もうと思います。