算盤が恋を語る話 [Kindle]

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  • 2016年8月25日発売
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (11ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 奥手で好きな女性になかなか思いを打ち明けられない男が主人公。彼は算盤を使って自分の気持ちを文字であらわし、それを片想いの同僚女性の机に置く。
    始めは気付いて貰えていないようだったが、やがて彼女は毎朝机に載っている算盤に気付く。
    そしてある日、彼女が帰った後、彼女の机には算盤がのこされていた。
    算盤の数字を読み解くと、主人公が送ったメッセージにYESと答えるような内容。
    舞い上がった主人公だが、彼女の態度はそっけない。
    主人公は彼女が仕事で使っている帳簿を見て気が付いた。
    彼女はただ、仕事で使った算盤をそのまま机の上に置いて帰っただけだった。メッセージになっていたのはただの偶然だった。

    ギャグというか、それかーい! みたいなオチ。

  • まあ実際のところ、そんなによくはない。ちょっと無理があるかな。こっち系統の乱歩の中ではハズレでしょう。

  • 1925年大正14年の作品らしいが当時としてどの様なジャンルの小説だったのだろうか?恋愛小説?お笑い小説?ちっぴりホラー小説?推理小説?現代なら主人公の行動はうすら寒い下手をしたら会社の同僚に白い目でみられる変態になってしまうだろうが当時は乙女心をキュンとさせてしまうシチュエーションだったのだろうか?などと考えながら最後は脱力で終わりました(笑)江戸川乱歩は少年探偵団シリーズが有名だが大人の小説も中々面白い。青空文庫が続々出ているので今後が楽しみ。

  • 独りよがりが悲しい話

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プロフィール

大正~昭和時代の小説家。三重県生まれ。早稲田大学を卒業後、職業を転々としたのち、1923年に『二銭銅貨』を発表。名探偵明智小五郎シリーズのほか、『怪人二十面相』など、少年読み物の分野でも人気を得る。

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