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感想・レビュー・書評
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ダイアン・キートン70歳て驚くけど、相変わらず、すごくきれいだし、若くて、チャーミング。皺も多いけど、あれが自然なんだろうなー。白くなった髪もきれい。服の着こなしもあいかわらず上品でおしゃれ。(って、そういう役なんだろうけど)。
話はまあそこそこ、年とって階段の上り下りがつらくなったんで、新婚から暮らしてたブルックリンのアパートメントを売りに出そうとするっていう。内覧会とか入札とか、アメリカで家を売ったり買ったりするのってあんな感じなんだろうか。すごく大変そう。夫がモーガン・フリーマンで、昔は白人と黒人の結婚に偏見があったとか、そういう話も多少ありつつ。老夫婦の話だけど、湿っぽいところがなくて、すべてうまくいくっていうのがとてもよかった。そしてニューヨークがものすごく美しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アパートにエレベーターがないから引っ越し。うぅ、ある程度に年齢になったら考えてしまいそう。
さて、部屋を手放そうとして、次に住む物件を見て回ったりするのだけれど、これがどうして現在住んでいる部屋がなかなかいいことに気がつくのだよね。
人って恵まれた環境にいると、そのこと自体に慣れてしまってありがたみがなくなるのだと思う。当たり前と思ってしまうと感謝を忘れちゃうんだな。
手放すとか無くなるとか、何か今までとは違う環境になると、そのありがたみに再度気がつくのかもしれない。
部屋に限らず、人間関係などでも同じことが言えるのではないだろうか?
時々は、立ち止まって現状を確認し、「あぁ、恵まれている。良かった。周囲に感謝」と思い出さなくてはいけないな。