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- / ISBN・EAN: 4547462107992
感想・レビュー・書評
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(Wikipediaより)
『ザ・ウォーク』(原題: The Walk)は、2015年のアメリカ合衆国の伝記映画。監督はロバート・ゼメキス、主演はジョセフ・ゴードン=レヴィット。
1974年にワールドトレードセンターで綱渡りしてニューヨークの市民を驚かせたフランスの綱渡りの大道芸人フィリップ・プティのノンフィクション『マン・オン・ワイヤー』を原作としている。
<ストーリー> (Amazonより)
1973年、フィリップはストリート・パフォーマーとして日銭を稼いでいた。
ある日、歯医者の待合室で見た雑誌記事が彼の運命を変える。
完成すれば世界最高層となる、ニューヨーク、ワールド・トレードセンター。
そのツインタワーの屋上の間にワイヤーを架けて歩く・・・。
フィリップは危険を承知で、この"夢"を実現させようと猛烈な勢いで走り始める。
そして1974年8月6日、フィリップは"共犯者"たちと一世一代のパフォーマンスに挑む。
だが彼らの行く手には、相次ぐ想定外のトラブルが待ち受けていたのであった。
これが実話なことに そしてこの夢を実現させたいと考える人がこの世の中にいることに とても驚きました。
それからアメリカ同時多発テロ事件のことも思い出していました。
高所恐怖症ではありませんが フィリップがツインタワー間を行ったり来たりしているシーンを観ていると 心臓がバクバクしている自分に気がつき さらにバクバクが増すという感じになっていました。
実際問題、この行為は犯罪なのですが ただ夢を叶えるためだけにここまで努力をする事が出来ることが単純に凄いと思ってしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1973年、フィリップ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は大道芸人として日銭を稼いでいた。ある日、歯医者の待合室で見た雑誌記事が彼の運命を変える。
完成すれば世界最高層となる、ニューヨーク、ワールド・トレードセンター。
そのツインタワーの屋上の間にワイヤーを架けて歩く・・・。
フィリップは危険を承知で、この"夢"を実現させようと猛烈な勢いで走り始める。
そして1974年8月6日、フィリップは"共犯者"たちと一世一代のパフォーマンスに挑む。だが彼らの行く手には、相次ぐ想定外のトラブルが待ち受けていたのであった。
大道芸人フィリッププティが世界貿易センタービルのツインタワーの間を綱渡りするプロジェクトを実現する中で浮かび上がるフィリップの綱渡りを通して観客を驚かせ喜ばせたいという思いと執念とプライド、サーカスでの経験と独学で一流パフォーマーに成長していく冒険の日々、フィリップと路上シンガーのアニーの恋、フィリップと共犯者の出逢い、フィリップの綱渡りの技量を磨き評判を上げて究極の綱渡りのための準備を重ねてい数々の難題をクリアする過程、ツインタワーに潜入して綱渡りの準備をするシーンのスパイ映画のようなスリル、ツインタワーでの綱渡りは最先端の特殊効果とセットの効果で尋常ではないスリルと地上110階の絶景が楽しめるクライマックスです。 -
全く期待せず鑑賞したら、意外や意外すごく面白かった!私が高所恐怖症なこともあって、普通のテレビで観てもめちゃくちゃ怖かったです…手に汗握ってガクブルしながら観ました。叫びました。劇場で観てたらたぶんおしっこちびってたな…。(アメリカでは極度の高所恐怖症の方が観て吐いたんだとか。いやそんな無理してまで観るなよ!と思ったw)
期待してなかったのは「小品」って感じだったからで、私がもし高所恐怖症じゃなければ★4ぐらい。
これと『マンオンワイヤー』がごっちゃになっていて、同じ映画だと思ってたら、そちらはドキュメンタリーで、こっちは同じ人のことをドラマ映画にしたものでした。ふたつあるのを知らなかった。
(私の映画のジャンル分けだと青春映画とスポーツ映画は同じカテゴリにしてるのですが)この映画のジャンルは青春&スポーツ映画と、ケイパーもの(集団で行うクライム映画)の合体。だからその点ですごく面白い。見つからないように遂行するスリルと、高所のスリルがどちらもあってハラハラドキドキします。
主人公の綱渡り師、大道芸人は自分のことをアーティストと言っているのですが、そういうジャンルだと、作っている映画監督目線で見れば映画もアートなので共通している…と思っているので、私は常にそういう見方をしています。
主人公はフランス人で、NYのWTCビルで綱渡りをする。これは映画史でも歴史的に見てもフランスとアメリカの融合を感じます。そういう映画は良いものが多いし、フランス映画はクライムものの傑作が多い。もちろんアメリカ映画でも。
ジョセフゴードンレヴィット君演じる主人公は自由の女神像から語りかける体で話が進行していくけど、自由の女神はエッフェルが設計してフランスからアメリカに贈られたもの。
主人公が決行前年の1973年にパリで大道芸人をしているところから物語は始まる。73年のパリというとベトナム戦争のパリ和平協定が結ばれた年(実際には73年できっちり終わってはないですが)。それからWTCビル、これは2001年の同時多発テロで破壊されてるので、当然その含みがあります。だからけっこう悲しいですね。
私は小さい頃、ジョンギラーミン版の『キングコング』を観た世代なので、WTCビルは刷り込み的にNYの象徴でしたので、同時多発テロにはとても衝撃を受けました。
ロバートゼメキス監督作品としてだと、町山さんなんかが批判する『フォレストガンプ』があって、それ以降は『コンタクト』や『キャストアウェイ』なんかはあれど、きっぱりと「面白い!」と言える作品はあんまりなかったんじゃないかなあ…と。
『ザ ウォーク』はちゃんと面白い映画でした。CGがCGくさいとこあったり、細かい部分ではダメなとこもあるけど、良い映画です。
ジョセフゴードンレヴィット君はフランス文学好きでフランス語にも堪能らしく、しかも顔がバタ臭くなくフランス人っぽいし、こういう役は似合ってますね。 -
WOWOW/アメリカ/2015年/ロバート・ゼメキス監督/ジョセフ・ゴードン=レヴィット出演
人物が描けてるのかなぁ。大道芸人のイメージどおりの軽いキャラで押し切ってる感じがする。綱渡りというコンセプトもシンプル。ただ、ワールド・トレードセンターを綱渡りするよりも、ワイヤーをかけるほうが遥かにタイヘンであるというあたりは、リアルで面白い。ワイヤーの重さだけで数人で持つものだ。補助のワイヤーをつけないといけない。違法なので持ち込むまでが一騒動だ。徹夜で仕掛けて早朝に渡る。
両方に警官が来たので、ワイヤーの上を行ったり来たり。実際にあんなにうろうろしたのだろうか。実際にあった話は、案外フィクションを平気で混ぜてるからあまり信用ならない。高度恐怖症のワタシにはスリリングというよりももういいから早く終わってくれと思った。 -
素晴らしい! 綱渡り師・フィリップ・プティ役のジョセフ・ゴードンがいい。顔のふわふわした感じとか身軽そうな体つきとか。師匠、恋人役、協力者たちも素晴らしい。役者もいいがきっと本人たちも味のあるひとだったのかな。協力者あっての成功、そしてそれを見つけ協力してもらう力、身体的バランスに加えこのプティの人間力が見ていて響いてきたのかな。しかしあのビルがもう無いなんて・・
2001.9.11テロ
ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイアー」2008イギリスもあるようだ。
実際の人物写真が出ているブログがあった
https://tubuyakisan.com/1215.html
2015アメリカ 監督脚本ロバート・ゼメキス
2020.1.20BSプレミアム -
フィリップがワールドトレードセンターで綱渡りをするに至った経緯、そして実行に至るまでの波乱を描きながら、この作品の醍醐味と言える綱渡りシーンへとつながる。
奇想天外な発想から生まれた命をかけた綱渡りへの挑戦。
これは芸術なのである。 -
日本人が富士山を愛するように
ニューヨーカーはこのビルを愛すのだろう
美しい場所で綱渡りをしたい
ただそれだけで夢を叶えてしまう
夢があまりにも壮大になるとそれはもう一人の力ではなんともならない
どんなに傲慢で頑固な嫌な奴でもその夢が叶う時、きっと感謝の心が芽生えるのだろう
すべてのものに感謝し心から「ありがとう」と言えるようになると思う
奇しくも今日は9月12日、あれから16年と1日 たまたまこの映画を観ましたが何か心に深く突き刺さりました -
こんなに手に汗かいたの久々。緊張感ハンパない。もう勘弁して。
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リアリティがありすぎて撮影時には既に存在しないワールトレードセンタービルを舞台にしたものだったという点に驚きです。
私も2度上ったことがあるので、懐かしさも一入ですが、この映画は高所恐怖症の方は見ない方がいいでしょう。
もちろん綱渡りは一人でやりますが、その準備に多くの人がかかわっていたという当たり前の事実に気づかされたのと、無許可の綱渡りという様々な法律違反を犯しながらも、ペナルティが子供たちに公園で綱渡りを見せることという判事の粋な判決は米国の懐の深さを感じました。
やはり、実話だというのがすごい!
主人公のフィリップ・プティ(Philippe Petit、1949年8月13日 - )はフランスの大道芸人でセーヌ=エ=マルヌ県・ヌムール出身。世界各地の有名高層建築物を無許可で綱渡りする事で知られる。 -
★★★
フィリッププティなる人物が今は亡きワールドトレードセンターを綱渡りで渡る実話を映画化。
高いところ苦手なのでドキドキした