- Amazon.co.jp ・電子書籍 (175ページ)
感想・レビュー・書評
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・感想
トヨタ自動車で学んだどの業界にも共通するノウハウをまとめた書籍。
考え方、相談の仕方、アウトプットイメージ、仕事のススメ方等とても参考になるケースが多く、若いメンバーほど早いうちに読んで頂きたい書籍です。
エース社員と同じ時間で同じ成果が出せて初めて再現性と呼ぶ。
・気付き、Todo
★「どうしたらできるかを考える」
価値のない仕事は無くす。
※会議のための会議、必要以上の見た目の資料など
成果が上がらないなら日報を書いてアドバイスをもらうこともあるが、それがそのまま成果に繋がらない。誰もみない日報であれば無意味なので排除することを推奨する。
従来から紙ベースでやっているような各種管理も、ITツールに置き換えて「自働化できないだろうか」と考える。
失敗だけでなく、なぜ成功したのかを1つ1つ要因分析をとる。
タスク、予定の見える化を徹底することで進捗漏れと対応漏れをなくす。
反論には意見をもうけること。ただの反論は無視すること。
現場で不安、不満、不便を聞くことを意識する。
逆境に遭遇しているということは、ある意味、「過去の成功体験の延長ではうまくいかない」ことを示すアラート詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人は年間150時間ほど、探すという行為に時間を差していると言う。
時間を無駄にせず、限られた時間で成果を出すために、物やファイルを捨て、整理し、すぐ取り出せる状態にしたい。 -
働くという点において量ではなく質にこだわることを学んだ。質にこだわるというのは、小さなことでも改善して効率化を達成するということ。分野は違えど、毎日のルーティンを堅実にこなし結果を残したイチローさんとトヨタが重なって感じた。
・時間は動作の陰である
→動作ひとつひとつを改善する意識して効率的に働く
・自働化
→作業は機械でもできるから仕事ではない。人の手によるアイデアを付け加える
・三現主義
→現場と向き合って何が問題化をはっきりさせて、解決策を考える -
Kindle Unlimitedで拝読。
一般的な「トヨタ本」で紹介される教えを網羅しつつ、その他のビジネス本などからも引用して仕事をする上での考え方をまとめた一冊。
著者はトヨタ本社ではなく販売店勤務とのことだが、トヨタの組織は全社員に一定のスキルを身につけることをしっかりと要求しているということだろう。横展開の手法を含めて、社員の成長を本人だけに任せるのではなく組織的に行っていく。この辺の考え方が今の会社に足りないところなのかなぁ、などと。 -
これまでにトヨタの本は何冊か読んでいるが、この本も良本。当たり前のことを当たり前にできない、やろうとしない、改善しようとしないことを、如何に変えていくか。。。
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トヨタでの時間をかけずに効率良く仕事を進めて行くための時短術が書かれている。
誰でもまねできる時短術であるすき間時間の使い方のルールを長さによって決めておくことはすぐにでも実践できそうだ。