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感想・レビュー・書評
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ゾンビものは興味ないしグロ描写も苦手だけど、乙一ならと読んでみた。が、期待はずれだった。捻りもなく、ちょっと間延び気味だったかな。
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ゾンビ話。面白なかった 感想無し
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乙一ということでどんでん返しや感動モノを期待したが、ごく普通の短編ゾンビものだった。つまらなくはないが、微妙……。
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映画を見ているように車内での攻防が分かりやすいかったし、あるアイテムを使って非力な人間が必死に抵抗している様子が良かった。しかし、絶望しか感じないラスト。
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山の中でエンジンが停まった車を見つけ、助けようとしたところ、彼らは中学の同級生だった。口論の末、立ち去ろうとしたところ、そこにはゾンビが…。
Kindle Singleってなんじゃ、安いな?と購入してみたら、短編の切り売りだったか。普通の本の1/4くらいなので、良心的な長さではあるが、セールでもなければ読まないぞ。
話の方は、おせっかいというかなんと言うか、最初のプロローグ的なところで、世界観というか説明がなされてしまうので、その後もゾンビが出てくることを読者は知ってしまう。
また、登場人物の少なさから、誰がどういう役回りなのかまで、一瞬で把握してしまうため、意外性ということが一切ないまま話は進んでいく。
ゾンビの描写についても、ロメロ監督の映画のあのままであり、中途半端にメカニズムを描こうとしてしまって、墓穴という印象。がんばって考えたのだろうけど、内臓が腐り落ちたりして、ウイルスがどこで生きてるのか?なぜ接触で感染しないのか?という妙な疑問をもたせられただけだった。
後半は、予想通りの展開であるのだが、短編にまとめなければいけない制約なのか、動きの描写が散漫なうえ緩急が無いため、なんか知らんけど終わってたというような印象。
もうちょっと長く書いてもいいんじゃない? -
ありきたりなゾンビモノ
キモっ -
予測できる展開でも面白い、というさすがの手腕。
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久々の乙一はゾンビなホラー。....怖かった。
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他の乙一作品と比べてしまうと、物足りなさを感じてしまう。
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形式はどうであれ乙一の作品が読めるのはうれしいこと。よくあるゾンビものだが読ませますね。
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201711
初めて乙一を読んだ。
こんな感じなのね。
内容はかなり、王道のゾンデもの。
嫌いじゃないけど、まー普通。 -
乙一のゾンビもの。短編程度の短さなのでスッと読める。
なぜゾンビになるのかなどの説明や根拠はやや淡白だが、ゾンビの迫ってくる怖さやグロテスクなディティールはきちんと伝わってくる。王道として"ゾンビに噛まれたものはゾンビになる"という設定は守っており、オーソドックスなゾンビものだった。
最後に未来への希望的な存在を描いているが、絶望しか感じさせないのはさすが乙一作品というところか。 -
短いのですぐに読めます。
非現実的な内容は、アニメや映画のようでドキドキしながら、またグロい描写は容易に想像させられる文章でとても楽しめました。
ありそうで無い、無さそうであるような内容の小説が一般的ですが、たまにはこんな内容の本も良いかな~^^ -
ミステリというか、ホラーというか、乙一。非常に短いのですぐ読めます。
グロはからっきしダメなはずなのに、乙作品では大丈夫という昔からの法則が今回も適応され。気持ち悪くはなるんだが、続きを読みたくて気持ち悪さを堪えながら読みました。そんな阿呆なとツッコミ満載な状況にのめり込んじゃうなー。
相変わらず、気持ち悪くて気分の悪くなる小説でした(褒め言葉)。 -
主人公が抱えた過去、その過去の所為で踏み外すことになった人生にケリをつけるべく抗うことになる置かれた非現実の状況から逃げることなく現実へと向きあう事へ繋がる皮肉と主人公の成長が書かれており、また迫り来るゾンビの恐怖や駆け引きも過不足なく書かれていて話自体の短さも相俟ってすいっと読めた。