推しが武道館いってくれたら死ぬ(2)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS) [Kindle]

著者 :
  • 徳間書店(リュウコミックス)
4.18
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感想 : 12
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感想・レビュー・書評

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  • グループのそれぞれのキャラクターの掘り下げが始まった。
    嫌味なキャラクターが誰もいないなんて現実ではありえないが、それでもありと思えてしまう。

  • おもしろい。
    岡山が舞台になっているのだが、岡山弁は使わないし、ロケーションが特定できるような描写もない。このあたりの省略ぐあいは、作者の絵の描き方にも出ていて、人物にしても描き込みはあまり多くない。省略のバランスがうまいのだ。

  • 眞妃がゆめりのCDを大量に買ってたことがバレるシーン、唐突に重いんよね。ゆめりの告白も、眞妃がそんなことしてたってことも。作者は百合をよく描くと聞いて納得したけど、ちゃむ内で当たり前のようにカップリングができていることに最初はびっくりした。まあ作者も相当なドルオタみたいだから、グループ内のドロドロは見たくないという切実な願いが多分に反映されているのかもしれないが。

    半面、えりぴよは推し活のために親から借金しようとするし、くまささんは会社を辞めていたりと本末転倒の潔さでドルオタの生態描写は生々しく、活き活きとしていてそれが面白い。正直、ちゃむのメンバー同士のやり取りより、えりぴよたちが絡んでいるシーンのほうが断然面白いもんね。

    舞菜がラブサインでえりぴよに想いを伝えようとして伝わらない2つの場面は腹抱えて笑ったし。舞菜が珍しく必死に伝えようとしているのに伝わらないのがまた悲しくも可笑しい。

  • だんだんそれぞれの関係の深さがわかるようになってきて面白くなってきた。ラストの、ハートを作りきれない舞菜と、それを気功だと受け取って、やられたふりをするえりぴよさんの図はお互いに可愛らしくていいね。

  • アイドルには付き物の人気投票、スキャンダル
    大切なのは信じる心と応援する気持ちと答える気持ち
    オタクとアイドルの関係を感じられる。

    アイドルらしくないことなんてやるわけないじゃない?
    の言葉に込められてる覚悟がとても良かった。

  • 「推し」だの「レス」だの「積む」だの,2巻に入ってようやく用語を理解してきた感じ。舞菜ちゃんが不器用すぎる…。

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     地下アイドル文化なんてマイナー中のマイナーな題材なのに、よくぞネタ切れしないもんだ( ´ ▽ ` )ノ
     女のドルヲタが主人公というのも決して百合狙いの萌設定にとどまらず、「恋愛や出産に先行してしまって行きどころなく迷走する母性」という意外なテーマの追求になってるところが興味深い( ´ ▽ ` )ノ
     なりふり構わぬ学校ジャージで時間もお金も真心もすべて推しに捧げ人生を棒に振ってるえりぴよ( ´ ▽ ` )ノ
     カルティックギャル( ´ ▽ ` )ノ

     アニメ「おしぶどう」もうすぐ終わっちゃうけど、こんな面白い原作だったら見とけばよかった(>_<)
     春アニメが始まるまでの端境期にまとめ見しちゃおうか( ´ ▽ ` )ノ
     ↓
    https://youtu.be/jLpT6aS8qqc


     あ、「電子限定特典ペーパー」ってなに?( ゚д゚)
     無料版だからついてないの?( ゚д゚)
    2020/03/21

  • 突き詰めた先にあるのは愛なのか、業なのか。でも、一つだけわかることは、「気持ちだけで舞菜の人気が出るなら苦労しねぇ」という事だろう。
    総選挙編はギャグセンスが冴え渡り、アイドル内部では百合繚乱が咲きな笑いあり、熱さありの加速度的な面白さだった。総選挙の為に身を粉にして働き、パンを裏返すような動きで身を壊してしまうえりぴよなのだが、それによって拗れる舞菜との関係性の進展は腹抱えて笑わせて貰った。金の工面から臓器を売る話しかしなくなってしまったえりぴよにまた内臓の話だって困惑している舞菜の下りは最高過ぎて何度も読み返してしまう。

  • 2巻目。
    アイドルたちのそれぞれの関係性とか、キャラクターとかも分かってきて、単なるおっかけマンガでなくなってきた感じ。
    でもほんとにアイドルたちがかわいいです。
    やわらかそうで、いいにおいしそう。
    そういえば…肝心のえりぴよさんは動けずでした… だからよけい、ファン視点よりアイドル視点が多かったのか???
    次巻もたのしみです!

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著者プロフィール

8月30日生まれ。岡山県倉敷市出身。2007年に第2回龍神賞<銀龍賞>を受賞。受賞作『まんがの作り方』がそのまま「COMICリュウ」で連載化され、コミックス全8巻の人気作品となる。2015年~同誌で『推しが武道館いってくれたら死ぬ』連載開始。2020年にテレビアニメ化され、大好評を博す。2022年10月~実写ドラマ放送開始。現在は【COMICリュウWEB】にて大人気連載中。他のコミックスに短編集『4月1日』(徳間書店)『夏空に、きみと見た夢』全2巻(フレックスコミックス 原作・飯田雪子)『OとKのあいだ』『センセイと僕』(幻冬舎)『今日も渋谷のはじっこで』(祥伝社)『わびさび』(KADOKAWA)『青春の光となんか』(竹書房)がある。

「2022年 『推しが武道館いってくれたら死ぬ(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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