リバース (幻冬舎文庫) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
3.47
  • (2)
  • (12)
  • (14)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 94
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (254ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再読記録に記載。

  • 幸子が気の毒すぎる、、神父様もっと早く助けられなかったのかな
    最後まで結花がリカに生まれ変わった(リバース?)ことに気が付かなかったのが悔しい、、笑
    リカは本間さんを生かしたまま自分のものにしていたけど、宗像先生は完全に殺してしまった、この違いも少し気になる
    あと1作目のたかおといい、今回の旦那さんといい、嫌な男すぎる、、、リカが怖いのはもちろんだけどこの2人は殺されても仕方がないよなと思ってしまった、、

  • 長野の教会で育った幸子は高校を卒業と同時に、東京に出て代々医師の家系の雨宮家で家政婦として働く。幸子が神父の影山に宛てた近況の手紙の形で話が進む。やがて、その手紙の内容は雨宮家の見せかけの幸福の裏側に潜む奇異な生活を綴る。クリニックの看護婦や前任の家政婦の失踪、主の事故死、娘のピアノ教師の失踪、奥様の異常な行動、そして双子の娘の梨花と結花の存在。そう、梨花はリカ。このシリーズの怪物ストーカーの原点の話。一連の出来事の真相に気づいた幸子、神父に宛てた最後の手紙とメッセージ。最後は一気に恐怖が最骨頂に達した。

  • 時系列1番最初。
    なんでわかんないんだよぉ〜と思いながら読んでました。
    ラストは衝撃!

  • 沢山の人が殺された(らしい)のに直接的な描写があった最後の殺し以外は,誰が殺したかはっきりさせないのだな。そこがフラストする。そもそも殺されたのかどうかもはっきりしない人が多いし。どうして「リカ」というモンスターが誕生したのかを解き明かす前日譚なのだと期待していたのだが,謎はかえって深まるばかりである。最近第6作目が出版されたようだが,すべて読めば少しははっきりするのだろうか。

  • 相変わらずのイヤ~な感じ。

    ジワジワと忍び寄って来る恐怖。

    終盤の目まぐるしい展開に毎度ゾクゾクさせられます。

  • 2017/2/11 幻冬社電本フェアでAmazonより¥648を¥308でDL購入。

  • リカ→リターン→リバースと魅力を失ってしまったシリーズ。前作でリカが死んでしまったので続編としてこういうアプローチしかないのはわかるけど、これまでのシリーズをひっくり返すような大きな試みがないのが残念。

    たとえば、「リング」シリーズは「リング」が一番面白いけれど、「らせん」「ループ」の展開は面白かった。ああいう根底をひっくり返すような仕掛けが本作にはないので、「なるほど~」以上の感覚は持てず、読み終えた後も特に思うことがなかった。
    やはり、リカのインパクトが強すぎたかな…。

全12件中 1 - 12件を表示

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐貴久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×