読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~ [Kindle]

  • 小学館
4.12
  • (5)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (266ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 岡田斗司夫さんがおすすめしていたので読んだ。序盤は創作論というより、仕事の進め方の話が多い。あと、自分への評価と作品への評価は分けて考えろということはどこででもよく言われておりこの本でも言及があるが、ただやれというのではなく思考法の導きがあると良かったかなと思う。(映画の批評で慣れろという記述があるが)

  • 漫画家の藤田和日郎さんが書いた、漫画家志望者に向けた本ではあるんだけど、すべての業種で働く人が読んで損がない話がゴロゴロしており、創作をする人はもとより管理系で仕事をする人も読んでみると参考になる話が多く出てくると思う。

    具体的には「ムクチキンシ」から始まり、職場で如何に振る舞えば良いのか、どうすれば自分自身が成長できるのか、周りの人間の言うことをどのように解釈したら良いのか等々、参考に出来る金言が多い。目から鱗がたくさん落ちる(笑)

    また、上司として如何に振る舞うと良いか、部下として如何に立ち回ると良いか、というのがよく分かる気がしたので、マネージャー(上司)が読んでも参考になるし、プレイヤー(部下)が読んでも参考になると思う。

    ライムスター宇多丸さんのラジオをきっかけに読んだんだけど、ほんと読んで良かった。

  • 藤田氏の漫画論も興味深いが、
    アシスタントへの深い愛情がにじみ出ていて感動的。

    作品同様、熱くてやさしい人なんだな~

  • 「一つの目的を完璧に遂行できるようにつくられたシステムは、他の目的にも転用は可能になる。」

    この本はマンガ家を目指す人、それも賞に応募するくらいのレベルの人を対象としている。だが、他の分野を目指している、活動している人にも役立つ本だと言える。

    この本で最も重要視していることは言語化するということ。なぜそれが好きなのか。なぜこのシーンはこう描いたのか。そういったことを説明できるようにならなくてはいけない。そうすることで目指すところが明確になり、無駄なく分かりやすい作品となる。

  • 面白い!本書は藤田和日郎氏という如何にも少年漫画!を未だに書き続ける作家が、その創作手法を惜しみなく語っている体のエッセイ?である。
    本書を読み終えて同じような創作手法を取ってるのではと思ったのが、ハロルド作石氏である。BECK、RINとほぼ同じような展開で進めるのは彼にそのストーリー展開が好きだという思いを体現しているのであろう。もちろん、話の内容は音楽と漫画と異なっているが、筆者の画風と展開力からそのストーリー展開がベストであるのは間違いない。
    エッセイとするには少し長めではあるが、漫画好きの読書人であればあっという間に読み終えてしまうだろう。漫画とほぼ同じような価格設定でもあり一見の価値あり。

  • 藤田和日郎と、『うしおととら』連載開始に導いた担当編集による、少年漫画で連載を目指す人への指南書。
    アシスタントをしつつ連載を目指す新人の話に答える、という形式で進んでいく・・・んだけど、この新人、藤田和日郎本人も少し入っているのか・・・?

    絵の描き方の話も出ては来るけれども、大部分がネームの話で、さらに入りはネーム以前の藤田プロでのコミュニケーションのあり方から入る。
    まったくマンガでデビューする気なんてないんだけど、読んでると実際のマンガにどれくらいあてはまるかなって試してみたくなったりして良くないなこれw

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田和日郎の作品

読者ハ読ムナ(笑) ~いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか~を本棚に登録しているひと

ツイートする
×