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本 ・電子書籍 (279ページ)
感想・レビュー・書評
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最期が悲しかった
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<要約>
レコンキスタ終了後のスペインとポルトガルにできることは何か?というテーマが背景にあり、中身はマゼラン世界一周の航海日誌的な内容です。
ワンピースファンなら必読です!
<読後の反省>
大航海時代を勉強している流れで読みましたが、全く理解していなかったと反省しきりです。そもそも何で西やねん?という疑問すら昔は浮かびませんでした。南にいったのがダ・ガマさんだから、ワンピース的な感じで「俺は世界一周する!」って思ってましたけど、とんでもないですね。しかもマゼランさん、インド航海にも参加してたのね(知らんかった)。知識の切り貼りはダメですね、心にも頭にも残らない・・と反省しきりです。
<レベル>
大航海時代は、色んな人が登場して誰がどっちにいったんやろう?とかで悩んでるレベルでも楽しめるとは思いますが(私がこのレベルだったんで)、どうして地中海貿易に参加できないのかを理解してから臨んだほうがその必然性を理解できると思います。つまり、ベネチアの発展とビザンツ帝国の崩壊、十字軍などの知識ですね。
ツヴァイク先生にはコロンブスも書いて欲しかったですね。いうてマゼランの航路は危険すぎてほとんど誰も使わなかったですからね。ドレーク少将は使いましたが・・
これまた名著です。 -
ツヴァイクの伝記は仰々しい表現が多いけれど、
その人の人生をドラマティック、かつ人間らしく表現してくれるので引き込まれる。
地球を一周してきたら、航海日誌の曜日と現地の曜日が1日ずれていることに気づいたという話は、非常に衝撃の走る瞬間。
マゼラン(16世紀スペイン)の時代背景や世界地理などもあわせて学べるので、かなり興味範囲も広がり、良い読書体験だった。
著者プロフィール
シュテファン・ツヴァイクの作品





