「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法 [Kindle]

著者 :
  • すばる舎
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感想・レビュー・書評

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  • 相手や周りの反応が気になってぐるぐると考えてしまう人向けのおまじないブックです。

    身近な人の感情に感化されがちで疲れたため、自分と他者の分離をしたく手に取りましたが自身の用途には合いませんでした。
    考えすぎてパニックになってしまう方には意識の向きを変えるのに良いかもしれません。

    この本は読み手(悩みを持ってこの本をとった方)を、あなたは悪く無いよと全肯定してくれます。反面、ほとんどのことを他責にしており自身の根本的な問題に踏み込まないこと、解決例がうまくいったハッピー例とよく分からない例が多く活かせるストーリーが少ないことが残念でした。

  • ■特徴
    ①他人優先
    ・気にしすぎ、自己嫌悪
    ・相手をモンスター化
    ②一喜一憂
    ・深読み→劣等感 ⇒褒め言葉をうまく受け取れない
    ・嫌いな人に寄って行く
    ③感情伝染
    ・満員電車・飲食店
    ・イライラが入ってくる

    ■原因 …✖性格⇒○脳
    ①ミラーニューロン
    ・受信しすぎる
    ・脳ネットワーク
    +緊急スイッチ故障  ・過去の経験
    +脳内麻薬   ・痛み止め→麻痺

    ■自分をケア
    ①感情を分別する
    ・心に聞く習慣
    ・「これは私の感情か?」
    ②ブロックする
    ・比較や評価との壁
    ・「近づかない!」←✖「わかっているけどできない…」
    ③憧れの人をマネする
    ・「あの人ならこうする」

    ■他人をケア
    ①イメージを変える
    ・脳のネットワーク
    ・「意外と○○なんだよね」と良いところ1つ見つけイメージ修正してみる
    ②理不尽なことを要求された時、わからないと言う
    ・なぜあんなことを?は✖
    ・「相手の気持ちはわからない。自分の気持ちもわからない。」
    ③逆を伝える
    ・攻撃は恐怖心から
    ・「逆に…」安心させる

  • 自分は自分、他人は他人。

    自分の脳と他人の脳はつながっているので、感情が伝染する。

    だから、シャットアウトしよう。

    という内容かな。

  • 自分の気持ちを脇において、悪意のある誰かに振り回され利用されてしまう。それなのに感謝もされない。常に周りからの評価が気になって自由に振る舞えない。そんな状態から抜け出すための暗示の言葉が、人間心理に基づいた関係性のメカニズムの説明とともに紹介されている。自分の心に正直であるほど、よい人間関係が築け、自分らしく生きられるという。自分の心の声に、もっと耳を傾けたくなる。

  • オーディオブックにて出会った一冊。

    私自身、他人の感情に巻き込まれやすい人で あれこれ気にしすぎな方だと常々思っていました。
    この本を読んで(あ、聞いて) 「本音モード」「浮き輪モード」「近づかない」の3つのことを実践してみたら、あららら不思議 実践した日から、他人のことでもやもやすることがなくなったんです!え、うそ!?って感じなんですが、かれこれ1ヶ月くらい 続いてるから 本当に役立ちました…ビックリ!!

    雑誌の後ろの方の広告みたいなこと言ってるなぁ と自分でも思いますが 笑、気にしすぎでお困りの方 お試しあれ。

  • 「他人の目を気にしすぎて、いつも周りに振り回されてしまう」初めの方でかかれている、いつも振り回されてしまう人の特徴があまりにも自分と当てはまっていて、引き込まれるように読み進めました。

    相手が、自分に対して否定的に思っているのではないか、というときも、相手の相手自身への否定的な気持ちを、感じ取ってしまっているだけ、という考え方は初めてで、そう思いながら過ごしていくと、周りへの捉え方が大分変わってくるな、と思いました!
    だから、自分があって、余裕があって、というような人と一緒にいるときは、自分も心地よくいられるんだなと附におちました。

    テクニックも沢山かいてあり、何度も読んで、考え方やテクニックを日常におと仕込んでいきたいと思いました。

  • 「本音モード」
    この本は「なんでも心に聞いてみましょう」ということをコンセプトに全体を通じて書かれています。

    自己否定感は自分のものではなく劣等感を刺激された他人から伝わってくるものと書かれています。
    たしかに自分の感覚だけで自己否定感は生まれないように思います。

    脳のネットワークはなかなか怖いものです。
    ウツルってやつですよね。
    僕がCW時代によく感じてました。
    自己肯定感がない人が多かったのでうつるんですよねσ^_^;

    「自分が一番正しいと思ってる人に指摘すると敵視され攻撃される」
    息子にこの傾向があります。
    いらんこと言うなよってうんですがなかなか治らないですねσ^_^;

    本書ははっきり書かれてませんがメタ認知のことを書かれてるのかなと思いました。
    自分を他人の目から見る感覚ですね。
    スピリチュアルな書き方でしたが納得いくことが多かったと思います。

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著者プロフィール

心理カウンセラー、作家、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。ブリーフ・セラピーのFAP療法(Free from Anxiety Program)を開発し、トラウマのみならず多くの症例を治療している。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研究生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。「どんな人でも心の傷があり、その人が認識していない心の傷でも治療することで、もっと自由に生きることができるのではないか?」と心的外傷治療に新たな可能性を感じ、インサイト・カウンセリングを立ち上げる。

「2023年 『無意識さんの力でぐっすり眠れる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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