財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済 (講談社+α新書) [Kindle]

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  • 保守派の論客で経済評論家・上念司氏のベストセラー本。財政、金融政策の問題にQ&A方式で歯切れよく明快にバッサバッサと切っていく。特にウケたのは財務省の学閥的体制のはなし。殆どが東大法学部で、彼らのオールド文系教養は現在の数学的センスが必須な世界の経済学から無縁な閥と化している。実際旧来の「財政緊縮派」の主張で、説得的な反論・対論にお目にかかったことはほとんど無いような気が。これはもはや旧海軍の大艦巨砲主義閥と同じではないだろうか? そして、こ経典張の主張に賛同するのものでなければ出世の道は閉ざされるわけである。
    この専門性の欠如は大メディアでも顕著で、唯一の経済大メディアたる日経新聞でも新卒(なので経済基礎知識も怪しい)がほとんで、外部からの「専門職」募集には消極的、そういった募集でも専門的知見を持った人の中途採用はほとんどないようだ。確かに世間話に専門家のコメントを挿入した新聞的というか週刊誌的でもある読み物記事は、話の種にしかならない物が多く、海外メディアやSNSに大差をつけられているのが現実だ。
    必ずしも上念氏の主張にすべて賛同、というわけではないが、現在の結果にもかかわらず旧来の大艦巨砲主義的「財政緊縮論」から出ない財務省・日経の「オールド大組織」には辟易するし、私だけでなく世間の見る目が厳しくなっていることは間違いない。変わるとすれば次世代からだろうが、新卒入省入社でそこから旧来の経典教育を受けたら難しいか……

  • 日本の世論を操作したいと思っている人々(マスコミや政府の一部)が、情報をどのように出しているかについて知ることができます。オオカミ少年という言葉が何度か出てくるように、危ない危ないと騒ぐ情報の裏で本当はどうなのか、なぜ騒ぐのか、冷静になってみると見えてくるものが見えるということが言えると思います。少々過激な書き方で、書かれている内容も、そのまま鵜呑みにしてしまって良いものか慎重に読む必要があると思います。
    しかし、読み終わって冷静になって考えれば当たり前のことで、安倍政権の悪いところばかりではなく、良いことも当然あるし、その逆に良いように言われているがそうでないところもあるのが当たり前です。そのことに気づかせていただける本だったと思います。

  • 面白いね。
    何を信じるかは人それぞれなのかもしれないけど、多角的な視点で物事を見れるようにしておかないとね。
    この本ではメディアで伝えられる経済感とは全く違うことを数字を交えながら伝えている。こっちの方が信頼性あると感じるね。

  • 非常におもしろい本だった。

    ポッドキャストで知念さんを知り、日本経済新聞は経済以外の記事が素晴らしいとおっしゃって興味をもった。
    数字の部分は斜め読みしたため、本当に正しいのかこれからじっくり読む予定。
    私の経済知識が全く間違ったものである可能性が高く、楽しみ。

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