合本 この国のかたち【文春e-Books】 [Kindle]

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  • 司馬遼太郎 「 この国のかたち 」全巻読了。日本の思想や文化の原形を探ったエッセイ。神仏習合や足利文化に日本らしい原形を見出す反面、朱子学を起源とする 尊王攘夷、統帥権の思想の変移に 日本らしくない原形を提示している

    5巻に 全巻のエッセンスが集約されているように思う

    日露戦争〜太平洋戦争の敗戦までの40年「あんな時代は日本ではない」と叫びたい

    日本の原形を考える上で 韓国、中国の歴史を 知ることは 重要だと感じた。「他国を知ろうとする場合 人間はみな同じという高貴な甘さがなければ決してわからない」に 納得

  • 【司馬遼太郎が、この国を解き明かす】長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起こし、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた筆者が綴った歴史評論集。その1〜6巻を合本のかたちで!

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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