デジタル・ゴールド--ビットコイン、その知られざる物語 [Kindle]

制作 : 土方奈美 
  • 日本経済新聞出版社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (302ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 秘密鍵を紛失してバックアップもないとなると、保存されたコインは使いたくても使えなくなる。ユーザーは自衛手段として、秘密鍵を紙に書いておいたり、バックアップをとっておいたり

    手持ちのパスワード、いくつかはスマホなどの端末で管理しています。バックアップをとっているとは言っても、クラウド上です。ネットがなくなると困る。じゃあ、紙で残せばといいかというと、面倒ですし、更新を忘れそう。

    紙とコンピュータ、トレードオフは仕方なしなので、いい按配で分散するのがいいかな、と思いました。

  • ビットコインには非集権的な思想的要素とブロックチェーンという技術的要素、そして価値の高騰を期待する投機的要素が絡み合っており、参加者が重視する要素は濃淡がある。今は投機的要素がクローズアップされているけど、2018年初めの暴落を経てどこへ落ち着くのか興味深い。

  • 新たなテクノロジーは水面下で産まれ、気付いた時には世の中を一変させる。
    ビットコインがインターネットのようなものである。それはもしかしたら正しいかもしれないし、そうでないのかもしれない。
    多くの人を熱狂させるビットコインの産まれた経緯とその広がりの物語を詳細に書き記した名作。


    以下メモ

    通貨の大事な要素、耐久性、携帯性、分割可能、統一感、希少性。またそれを進んで使おうとする人の数。
    こう考えると現状のビットコインは厳しい。使おうと思えない。

    マネー(money)の語源はローマ神話の女神「ユノ(Jono)」の異名「モニタ(Moneta)」に由来する。

    誕生当初はかなりマウントゴックスマターだった。

    世の中には7兆ドル相当の金がある。

    ペイパルも創業当初はビットコインのような野心を持っていた。

    12月⑤

  • ビットコインが数々の障壁をくぐり抜けながら、人口に膾炙するまでを描いた一冊。この分野をグイグイ惹き込んで読ませるのは、ストーリーテリングの真髄。Netflixのビットコインドキュメンタリーのさらに重厚で詳細な舞台裏が分かる。2014年までしか描かれていないのも驚嘆。

    社会学者ナイジェル・ドッドの言葉を借りれば、よい通貨とは「さまざまなモノの質的違いを量的違いに転換し、交換できるようにするもの」だ。no.402

  • 中心をもたないビットコイン誕生の物語はいろんな人たちの思惑が複雑に絡み合う群像劇にならざるを得ない。いまとなっては要らぬ心配も少なくないけど、新しい通貨や経済圏が立ち上がった時代の記録として古びることのない価値がある。いろんなことが見えてきたいま読むからこそ、めっちゃおもしろい!

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プロフィール

ピッツバーグ育ち、ハーバード大学卒業。ロサンゼルス・タイムズ記者などを経て現職。ウォールストリートとシリコンバレーについて横断的な知識を持っている。

「2016年 『デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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